ますます加速する世界の大麻解禁

「大麻はオーガニック食品と同じ道を歩む」、ホールフーズCEOが予言

ホールフーズの共同創業者でCEOのジョン・マッキーは12月2日、大麻業界最大のビジネスカンファレンスであるMJBizConでバーチャル基調講演を行った。巨大小売チェーンのCEOが登壇する場としては、場違いに思えるかもしれないが、マッキーは 「世界が変わった」という理由で、大麻業界のイベントでスピーチをすることに決めたのだという。

11月の大統領選挙と同時に行われた住民投票の結果、新たに4州が大麻を合法化した。その結果、合法的に大麻を吸引できる州が15州に拡大した今、「大麻は決して過激なものではない」とマッキーは話す。

ホールフーズはこれまで連邦政府からの取り締まりを恐れて、大麻オイルのCBD製品の取り扱いを躊躇してきたが、今では常に品切れに直面している状況だ。「店を訪れて、売り場の社員に何がホットかを聞くと、CBDとコラーゲンだという答えが返ってくる」

マッキーは、大麻業界が今、起業家フェーズを抜け出し、大手企業が注力する分野に変貌しつつあると説明する。「起業家の時代が終わるまでに残された時間は、あと10年から15年程度だ。その後はもっと専門的なビジネスへと移行する」

起業家のフェーズが終われば、資本力のある企業との競争が激化するため、ゼロから会社を立ち上げるのは難しくなると、マッキーは指摘する。彼は今後、アルコールやタバコ分野の大手が業界に本格参入してくると予測する。マールボロのメーカーであるアルトリアとコロナビールで知られるコンステレーション・ブランズは、すでに大麻業界に巨額の投資を行っている。

「大麻産業が世界を変えようとしていることは、疑いようがない。10年後には今とは全く異なる状況になるだろう」

マッキーは、現在の大麻業界の状況を、ホールフーズを創業した時の自然食品業界の状況に例えている。1978年、テキサス州オースティンで、大学を中退したマッキーは、当時のガールフレンドと共に家族や友人から4万5000ドルを借りてSaferWayという自然食品店を立ち上げた。その2年後に、彼らは最初のホールフーズをオープンした。

2017年までに、ホールフーズは米国最大のオーガニック食料品チェーンに成長し、アマゾンは同社を130億ドル(約1兆3400億円)以上で買収した。

大麻業界も自然食品業界と同様に、小売ベースの市場から「商品主体の業界」へと進化していくだろうと、マッキーは話す。1980年代初頭には、顧客がオーガニックの農産物を欲しければ、自然食品店を探さなければならなかった。今では、ウォルマートやアマゾンがオーガニック食品を販売している。

「現状では大麻を販売できるのは、一部のライセンスを取得した店のみだ。しかし、最終的に大麻はもっとメインストリームの店で販売されるようになる」

マッキーは、この分野の起業家たちにブランドを創ることを薦めている。「カテゴリを作り、そのカテゴリを支配し、カテゴリーキングになれば、投資家に多くの価値をもたらし、すべてのステークホルダーに多くの価値をもたらすことができる」

マッキーによると、オーガニック食品分野で、カテゴリーを再発明したブランドの最良の例が、植物ベースの代替肉のビヨンドミート(Beyond Meat)だという。

彼は、新たに出版した著書「Conscious Leadership: Elevating Humanity Through Business」(ペンギンランダムハウス)の中で、ホールフーズの経営戦略について述べている。

「オーガニック食品分野では、家族経営の小規模な店が未来を切り開く時代は終わってしまった。けれど、大麻業界にはまだ、新たなポテンシャルが残されている」とマッキーは話した。

Amazonによって1兆3400億円で買収された世界最大のオーガニックスーパーのホールフーズCEOが、大麻産業の今後の行方について言及。

今のような、大麻ベンチャー企業の市場であるのも時間の問題であり、そう遠くない未来に大手企業が大麻ビジネス、大麻産業に参入してくると。

少なくとも、10年後には、今とはまったく大麻の立ち位置は変わっていることでしょう。アメリカ、もしくは世界的に。

その頃、まだ今のように大麻=麻薬という報道するメディア、それを鵜呑みにする国民であると、日本は世界に置いていかれてしまうことでしょう。

元々は、世界最古の大麻文明を持つ歴史があるのに関わらず。

とはいえ、世界の風潮に流され、日本もまた、この10年以内に大麻に関する規制や認識を大幅に見直す流れになると思います。

すぐに嗜好品まで全面解禁されずとも、医療用大麻、産業用大麻は、よりビジネス化され、大麻栽培そのものの認可も、今より緩和されることになる思います。

農地を法人規模で管理しているのは、いつか来るであろう、この大麻栽培の解禁の時代に備えて、しっかりビジネスベースで地域おこしをすることを想定して。

農薬、化学肥料も要らず、自然栽培に適した大麻は、わずか3ヶ月の期間で2m、3mにまで成長し、成長中に土壌の有害物質を分解して水を豊かにし、空気汚染も改善する、栽培するだけで環境が良くなる植物。

それでいて、種は長寿のスーパーフードで食べられ、オイルを絞ることができ、茎の部分は、建築資材、プラスチック加工など、石油に変わる加工品に応用でき、繊維から衣服を作ることも可能。

衣食住、エネルギー、医療、神事に至るまで、あらゆる分野を網羅できる地上資源が適正な管理のもとで復活すれば、世界はもっと豊かに、小さなコミュニティも自立できるようになります。