十種神宝の叡智を引き継ぐ小淵沢の身曾岐神社へ

八ヶ岳初詣も最終回。

会社では、小淵沢にある身曾岐神社(みそぎじんじゃ)へ毎年参拝。

山梨で1位、2位を争う初詣客で賑わう八ヶ岳エリアでも最大神社ですが、さすがに今年は静かな様子。

来年の6割ほどの人の入りであるとか。

身曾岐神社は、神社庁にも属さない独立系神社であり、明治以降の吉田神道以前、平安から幕末まで宮中祭祀を司っていた白川神道、別名「伯家神道(はっけしんとう)」の流れを汲む古神道神社です。

とほかみえみたえ。かんながらたまちはえませ。

古神道の中でも、白川神道系の神社は数少ないですが、山梨県は、甲府の七沢先生研究所の七沢先生をはじめ、伯家神道に精通される関係者や場所が多いように感じます。

伯家神道の肝は、三種の神器のもととなる十種神宝(とくさかんだから)。

天皇が学ぶ帝王学であり、五大元素、自然や宇宙と一体化する秘儀の中の秘儀。

キリストのように死人も生き返らせ、宙を歩き、王は国体と一体化して、自然を治め、外敵からも国を守る。

大和朝廷へ伝わる前は、出雲王朝が持っていた秘儀であり、その原点にはニギハヤヒという出雲王の存在がいます。

20代中盤、この十種神宝に惹かれ、伯家神道の学びも始めておりましたが、偶然なのか必然なのか、ご縁で導かれた八ヶ岳もまた、近隣に十種神宝の叡智が残っています。

身曾岐神社の神紋は、8つの羽のやつは。八芒星。

今日の八ヶ岳の空には、久しぶりに環天頂アーク(逆さ虹)が出現。