原因の世界を探究していくホメオパシー

森井啓二先生と共同で日本ホメオパシー協会の会長を務める
永松幸和( Kowa Nagamatsu )先生が、八ヶ岳訪問。

現代医療に次ぐ、世界で2番目の規模を有する医療体系として知られているホメオパシーですが、まだまだ日本での認知度は低いものです。

西洋医学中心の現代医療が、物質的な側面、結果の世界を中心にアプローチすることに対し、ホメオパシーは精神的な側面、原因の世界を探究していくアプローチ。

幸和先生は、頭痛薬の例えをされていましたが、仮に5人頭痛を訴える患者がいたとしたら、現代医療の考えでは、5人に同じ頭痛薬を処方します。

でも、ホメオパシーの場合、同じ症状でも、人それぞれ、その症状が起こった原因は異なるため、その原因の本質に対するレメディの処方となるため、5人頭痛の人がいれば、5人とも処方されるレメディが異なります。

その頭痛の原因が、遥か昔に起こった、ある出来事によるストレスだった場合もあり、その時の感情に寄り添い、対応するレメディの処方が必要だったりと・・・。

「頭が痛ければバファリン飲んで休んで」

とは違い、ホメオパシーの世界は、とても奥が深く、知識だけでない観察力、直感力、物事を総合的に捉える視点など、様々なスキルとセンスが必要となります。

そういった中で、ホメオパシーの本場イギリスで学び、30年以上もホメオパシーを学んで実践されている幸和先生は、数少ない世界に通じるトップホメオパス。

キブツ八ヶ岳では、メンバーの健康を守り、コミュニティ医療の1つとしてホメオパシーを本格的に取り入れることを目指しており、今後は定期的に幸和先生を招いて学んでいく予定です。

世界トップクラスのホメオパシーを学び、それを暮らしの中で実践するコミュニティを目指し、コミュニティのメンバーがより安心して暮らせる社会モデルを構築できればと思っています。

様々な企画がまとまったら、またお知らせしますので、是非とも八ヶ岳メンバー以外の方々も、この機会に一緒にホメオパシーを学んでいただけたら幸いです。