始まった2022年田んぼの準備

いよいよキブツ八ヶ岳では、今年も稲づくりの準備がスタート。

今年も4町歩(12,000坪)の田んぼを無農薬・無化学肥料で管理していきます。

まずは、今年の種モミの準備から。

モミについているヒゲを取る

「脱芒(だつぼう)」

から、塩水に種モミをつけて、軽いモミと重いモミを選別する

「塩水選(えんすいせん)」

を行い、その後は60℃のお湯で8分〜10分ほど

「温水消毒」

をします。

今年はキブツハウスがあるので、ここは敷地内に湧き水が流れる水場があり、さらに業務用電気も使えるので、消毒や催芽まですべて出来るのが良いところ。

今年は、カリスマ百姓である中川吉右衛門さんもアドバイザーとして招きながら、コミュニティ全体で百姓レベルをスキルアップすることを目指してます。

数年先には、周囲は過疎化や様々な要因から50町歩を超える広大な農地が耕作放棄地として手放される見込みであり、今から1人ひとりがレベルアップし、地域共同体でどのようにして維持していくかの仕組みづくりが重要になって来ます。

小さな八ヶ岳の社会で起こっていることは、日本全体で起こっていること、
八ヶ岳の課題や問題は、日本の課題と問題、
やがては世界で起こる課題と問題。

ここで人も自然も共生できる循環モデル社会が出来れば、必ず全国どこでも、地球全体でも実現できる。

そう信じて雛型づくりを進めていきます。