ネオ縄文の1つ屋久島(89島)

海底から隆起して生まれた花崗岩の島である屋久島。

島というよりも海底からそびえる岩山であり、島そのものが超巨大な磐座とも言えるスーパーパワースポット。

最高峰の宮之浦岳は標高1936mもあり、九州の高山ランキングトップ8すべてを屋久島が総なめしているので、ここはやはり山島?と呼べる特殊な場所。

海からいきなり急勾配の高山の島のため、雲がたまりやすく

「1ヶ月の35日雨が降る」

と呼ばれることでも知られています。

この大量の水と突き出した巨大な岩石のミネラルがあるからこそ、樹齢1,000年を超える杉

「屋久杉」

が、たくさん存在しているように思えます。

夏至は屋久島の山の中に入り、屋久杉と交流しながらお祈り。

木を切り倒し、砂漠を広げ続けた2,000年から、砂漠を緑に戻す2,000年の時代へ。

この偉大で美しい自然が、いつまでも残るような文明づくりをしないと。

屋久島は天然水の宝庫であり、水の自給で困ることはありませんが、さらに驚きなのは、島独自に水力発電で100%電気エネルギーを自給をしているそうです。

家庭用で使う何倍もの電気を発電して余っているほどであり、電力会社に依存しない独立した社会が出来上がっています。

島の形状から、農業を手広くやるのには向いてませんが、それでも田んぼも出来るし、万が一にも食べ物、水、エネルギー自給が島内だけでまかなえるのは、これからのサバイバル時代に最大の強み。

九州が、本州が、世界が…

外の世界が色々混乱していても、屋久島なら生き延びることができそう。

屋久島には、僕の知り合い達も次々に移住しており、ここでも八ヶ岳と同じように新たなコミュニティの種が育ち始めている感覚があります。

縄文回帰、ネオ縄文社会が始まる場所の1つ。