死ぬまで元気な生き方

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やつはメールマガジン Vol.555

令和3年5月21日 号
発行人:やつは株式会社
毎週金曜日+不定期配信

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(転載開始)

個人的に新潟といえば、この人、、、

「安保徹先生」

を思い出します。

日本を代表する医学博士、新潟大学大学院医歯学総合研究所名誉教授であり、

「免疫」

に関しては、この方ほど詳しい人はいないほど、日本の免疫学の権威者です。

惜しくも2016年に他界された安保先生ですが、
その残された功績は本当に素晴らしいものです。

西洋医学一辺倒の日本においては、
病気のメカニズムを医者が理解していないケースが多々ある中で、
対処療法として“薬”が使われており、
患者は

「なぜ、病気になったのか?」
「どうしたら治せるのか?」

を考えることも、実際に治すこともできない状態が今も続いています。

でも、安保先生は、病気が発生するメカニズムを

「免疫」

「自律神経」

の視点から詳しく紐解いており、
誰にでもわかりやすく説明しています。

特に自律神経が、思っている以上に病気や健康に大きく関わっていると安保先生は伝えていました。

自律神経には

「交感神経」・・・緊張状態
「副交感神経」・・・リラックス状態

がありますが、一般的には交感神経優位だと、ストレスまみれであり、
それが病気の原因になると言われていますが、あまりにも副交感神経優位すぎても病気になってしまうそうです。

自律神経も“バランス”が大事ということですね。

ただ、食生活や運動不足など、日々の生活習慣が病気の原因であるのも間違い無いですが、
とにかく思っている以上にストレスが自律神経に影響を与えており、
ストレスから解放してあげることが、健康には最重要となります。

他にも

「白血球」

の重要性も語っていますが、安保先生といえば

「体温」

の専門家としても有名です。

体温が、1度下がると、免疫力は30%低下し、
一方で、体温が1度上がると、免疫力は、500%から600%上がると言われています。

安保先生は、健康な人の体温の幅は

「35.8度から37.2度」

の範囲であり、1000人ぐらい測ると健康的な体温の平均は

「36.5度」

のようです。

ちょっと活発な人は

「36.7度」

とか少し高めとなり、大人しい人は

「36.3度」

と低めとなるようです。

35.8度であれば、まだギリギリですが、
もしも“それ以下”の体温の方がいたら、なるべく基礎体温を上げることを実践した方が良いと思います。

生活習慣を変え、体を冷やさないように、温めることを意識的にすると良いようです。

安保先生のお話は、こちらで詳しく聴けますので、健康に関心のある方は是非ご参考に。

【病気知らずでピンピンコロリ 安保徹「死ぬまで元気な生き方」完全版