全国で始まるコミュニティ活動。
石川県の加賀市では、龍馬プロジェクトや参政党など、政治活動で活躍されている神谷宗幣さんを中心に
「加賀プロジェクト」
というコミュニティが始まっています。
今回は2日間、その活動内容など視察。
特に、元教員でもあり、また政治家として文科相も目指していた神谷さんだけあって、コミュニティの中心は教育、学校づくり。
加賀プロジェクトでは、すでにキッズスクール、フリースクールなどが立ち上がって運営されており、また今後は中学生や高校生、大学生なども対象にした学校づくり(通信も含む)を手がけていくそうです。
僕らは
「八ヶ岳という場所」
に惹かれて、コミュニティ活動が始まりましたが、神谷さんは
「加賀市長」
に惹かれて、加賀でコミュニティを始めようとスタートしたそうです。
加賀市長は、こうした子供への教育・学校づくりにも非常に理解があり、移住者達のコミュニティ活動にもとても協力的なようです。
また、20町歩お米を栽培できれば、学校給食にも自然栽培米を活用してくれるそうで、そのために加賀プロジェクトでは、農地の拡大、大規模な自然栽培農業の仕組みを構築するためにも着実に動き出しています。
コミュニティは、ある段階を超えると、必ず自治体とのタイアップが必須になると思っています。
逆に言えば、ある段階を超えるには、行政の力が必要になると。
特に教育・学校づくりには、民間も行政も地域が一体となり、共に協力し合って形にしないと難しい部分があります。
八ヶ岳も学校給食をすべて自然栽培米、自然栽培野菜に出来たら、八ヶ岳で活動する自然栽培農家の経済も循環します。
行政とタイアップの加賀プロジェクトコミュニティが1つのモデルとなれば、全国各地でも同じように動き出す自治体も増えることでしょうから、是非応援したいところです。
やはり様々なコミュニティ、様々な人々と交流すると、たくさん刺激され、今後の活動におけるインスピレーションがたくさん湧き出してきます。
八ヶ岳も学校づくりをそろそろ本格的に企画していこうと思いますが、八ヶ岳は八ヶ岳なりの、かなり個性的で斬新な学校が良いかなとも。
とはいえ、会社や組織はたくさん作って来ましたが、学校づくりは初であり、教育に関しても素人。
だからこそ思い切った発想も出来ますが、やはりある程度は基本的な要素も必要であり、八ヶ岳で学校プロデュースをしたいメンバーをこれから集めたいと思います。
さすがは、政治活動を通して精力的に活動してきた神谷さんだけあって、同じコンセプトを共有している頼もしい仲間がたくさん集まってきています。
切磋琢磨、これからコミュニティ同士が競争ではなく共生し合い、繋がり合って交流していく活動となれば嬉しいことです。