MAYIMメールマガジン「百姓レボリューション」

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【今日の一言】

百姓レボリューション

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久しぶりに

「ゾクゾク」

と背筋が震えるような、一冊の本を読む体験がありました。

タイトルは

「百姓レボリューション」

という小説であり、

著者は

「伯宮幸明(takamiya sachiaki)さん」

という方です。

百姓レボリューションは、1巻から3巻まであり、1巻が出版されたのは、東日本大震災のちょうど1ヶ月前、

「2011年2月11日」

であったのですが、その内容が、あまりにも震災ともタイムリーな内容であり、
1つの予言書であったと、当時に話題になった自費出版の本です。

自分自身は一切存在を知らず、数年前に

「この本に出てくるのは滝沢さん達じゃないでしょうか?是非この本を持っておいてください」

と戴いた本ではありますが、会社の図書コーナーに一度入れたまま、すっかり読まずに存在を忘れていました。

ただ最近、図書コーナーの入れ替え作業があり、ひょんなことで目についたので、ふと読み始めたのでした。

ストーリーはまったく知らず、ただ知っているのは

“自分とシンクロしている内容”

だということ。

百姓レボリューションは、あくまでもフィクションの架空の物語です。

その物語は、2012年の12月22日、冬至明けの日本社会に訪れた大激変から始まります。

「東京震度7の関東大震災の発生」
「死者40万人以上、首都壊滅」

今か今かと言われる、首都直下型地震がついに起こってしまった大災害の描写から物語が始まるだけでなく、なんと

「カリフォルニアも大災害」
「日米財政破綻」
「政府消滅」

という世界規模の大事件が同時に勃発。

まさに、昨日までの常識が非常識となり、当たり前の日常が消えて、
究極のサバイバル社会へと突入していくストーリー展開です。

この内容は

「大災害&国家破綻、それも世界規模」

という極端な事例ではありますが、かなりリアリティのある内容であり、

「もしも関東大震災が起こったら?」
「もしも金融崩壊が起こったら?」

と参考にするには、とても勉強になるほど詳細に物語が描かれています。

物語の展開としては、多くの臨死体験者や預言者、未来予測者が言うのと同じで、
大災害だけでなく、何かしらの理由でお金が使えない社会が到来した場合は

「ものが手に入らない」
「奪い合いの食料危機の発生」
「都会から人が脱出」

という事態が小説の中でも発生します。

すでにコロナ禍で、都会から人が脱出する流れが始まっていますが、
こういった国家破綻や金融崩壊が起こる前に、少しでも都会の人口集中が減ることは、
もしかすると将来のリスクを軽減させているのかもしれません。

それが神の意思なのか、それとも、起こるべき未来を知っている人々による誘導なのか・・・。

それはさておき、このサバイバル状況の中で、運よく東京脱出をした主人公が行き着いたのは、栃木にある

「百姓ビレッジ」

という循環型コミュニティ。

ここでは、小野寺隆というリーダーが、こういった事態が起こることに備えて、すでに完全自給自足のエコビレッジを築き上げていたのでした。

その数、約50名のコミュニティでしたが、小野寺は

「百姓万歳!自給自足が世界を変える」

という本を自費出版しており、その読者のファンがいて、そのファン(サポーター)が、大地震後に、この百姓ビレッジに500人近くも押しかけてきたのでした。

序盤から、そんな展開で始まる百姓レボリューション。

なるほど、キブツ八ヶ岳の取り組み、自給自足、半農半Xなど、あらゆる面において、確かに八ヶ岳の活動とシンクロしている部分があります。

ここ八ヶ岳のコミュニティ活動もまた、表向きは新しい時代の生き方、社会のモデル構築ですが、その裏では、来るべきサバイバルの時代への備え、受け入れ態勢の構築もあります。

そんなことを踏まえつつ、以下、百姓レボリューションの中から、気になる箇所をいくつかポイントに絞って引用させていただきます。

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(転載開始)

「ひとつだけみなさんに確認しておきたいのは、すべての人を救うことはできないということです」

隆は言った。

「また、ここは被災者の避難所でもありません。避難所というのは一時的に避難するためにつくられた場所で、事態が回復したら自宅に戻ってもらう所です。
滞在期間が限られているので、多少多めに人を受け入れても、何とかなります。
ところが、ここは移住者を受け入れる場所です。
今後何年も続くであろう混乱の時期を生き抜くために、集団で自給自足をしていくコミュニティです。
最低でも数年間、受け入れた人たち全員に行きわたる食料、住居、薪などが確保できていなければなりません。
それ以上受け入れるということは、共倒れになることを意味するのです」

「150人が限界です」

中島が言った。

隆は1人ひとりに視線を送った。

「現在ここにいるメンバーは、何年も前からこうした状況が来ることを予期し、備えてきました。
ここは新しい時代のひな型となる場所です。今ここにいる意味をしっかりと噛みしめてみてください」

そこまで言うと中島にバトンタッチし、中島が一通りの計画を伝えた。そして、ゲルの組み立てチーム、空き家の修復チーム、農作業チームなどいくつかのチームに分かれて作業をお行うことにしたのだ。

ゲルは無事組み立てが終わり、受け入れ態勢が少しずつ整いつつあった。

「大変動が始まったということか」

隆は言った。

そして、みなのカップが空になっているのを見て、ミントティーを注ぐ。

「そう。日米が財政破綻したということは、資本主義経済の終焉を意味するわ」

かっちゃんが言った。

「システムの崩壊か」

隆は言った。

「第六の太陽の時代が始まったのよ」

(転載終了)
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そう、自分たちもほぼ同じ気持ちです。

「とても全員の人々を受け入れることはできない」

ということ。

だから、この先はMAYIMもコミュニティ会員として、
まずは限られた人々を対象に様々な活動を展開していく予定です。

ただ、MAYIMのコミュニティ会員は、避難民として受け入れられる人もいれば、
コミュニティ側のメンバーとして、避難民を受け入れる立場の人もいると思っています。

・・・・・・・・・・(続きはMAYIMサービスをどうぞ)

(MAYIMメールマガジン(令和3年4月28日)より引用)

昨日に配信した有料会員サービス「MAYIM」のメルマガでは、最近読んだ本

「百姓レボリューション」

について取り上げさせて頂きました。

その中には

「ドームハウス」

も出てきます。

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(転載開始)

「到着者の中にフラードームの建築資材を持っている人たちがいて、ドームハウスを10軒ほど組み立ててくれるというんだ」

「ドームハウス?」

「ドーム型の家なんだが、エコハウスの一種だな。受け入れの1番の問題が宿泊施設だった。避難所生活を1年も続けるのは大変だろ。
ドームハウスが10軒できれば、約100人を収容できる。無理をすれば500人を修理中の古民家、学校、ドームハウス 、ゲルでギリギリ収容できると思う」

(中略)

杉本の意向ではただドームハウスを何軒か建てるだけでなく、ドーム・ビレッジをつくりたいということだった。
集会用の巨大なドームを建て、その周りに住居用のドームハウスを建てる。
集会用ドームの前には芝生の広場をつくり、野外でも集えるようにする。

(中略)

「円というのは面白いですね。円というのはすべての図形の究極の姿だそうですが、実はドーム型建築も女性性を表していると言われています。
ピラミッド型建築は男性性を表し、だから今までの社会ではピラミッド型建築が多かった。
高層ビルとか教会とか先の尖ったものが多かった。
まさに男性の象徴ですね。
ところが新しい時代では、ドーム型建築が主流になっていくそうです」

(転載終了)
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