美しき緑の地球を目指して

明日は春分。宇宙元旦。
2021年は、3月20日の18時37分に春分点を通過します。
新たなステージの始まり。2021年の本番スタート。

幸いにも、インド少年の予言した致死率の極めて高い
変異種のパンデミックは蔓延しませんでした。

ただし、変異種の発生そのものの発生時期はぴったりであり、
現在変異種が猛威を奮うブラジルでは、3月17日の感染者数は9万人にも達しました。

とはいえ、1月中旬は、世界の1日当たりの感染者数は、80万人ほどだったのが、
現在は、その半分の40万人程度まで下がっています。

現在までの世界中の感染者数は、日本の人口(1億2,557万人)とほぼ同じ、
1億2,125万人となっています。

2021年、そして春分以降は、ワクチンの接種が世界的にも加速し、
数字の話題は“感染者数”から“ワクチン接種者数”へと変わっていくことでしょう。

「ワクチンを打った人」
「ワクチンを打たなかった人」

もともと潜在的二極化が進んだ世界でしたが、
もっと分かりやすく二極化で棲み分けられた世界となり、次の新しい時代は始まりそうです。

社会の中でも二極化。会社の中でも二極化。家族の中でも。

「リモートワークをきっかけに仕事への情熱が薄れた」

通勤電車にもまれ、ある意味“感覚を麻痺”させてきた、都会の会社員も、
今回のパンデミックにおける“人生の一時停止”から、自分の働き方、生き方を見直す時間が増えているようです。

「自分の仕事は大して意味のあるものでなかった」
「自分自身は会社に必要な人間ではなかった」

そんな思いを感じて、うつ的な感情に悩んでいる人も多いようです。

「自分の存在意義」

これを今の社会の枠組みの中で見出すのは、正直とても難しいものだと思います。

マスクどころか、みんな誰もが仮面を被って生きざるを得ないほど、
本当の自分をさらけ出し、本当の自分のやりたいこと、ミッションに生きることが難しい社会です。

でも、世界中の人に理解されなくても、たった1人でも、自分自身への理解者がいたり、なんでも話せる相手がいることは、何よりも掛け替えのない財産だと思います。

そして、1人でも多くの理解ある仲間や家族に囲まれ、その中で自分自身の決めた使命、ミッションに生きることができ、社会に貢献できたら、人生はとても豊かになると思います。

この理解し合える、信頼し合える仲間と出会える場として、これからのコミュニティはあると思っています。

さらに、その先にある自分自身のミッションに生きる環境もコミュニティでは実現できると思っています。

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1人1人のミッションを生きることが 地球が生きること 半コミュニティ半Xの時代へ – 天下泰平tenkataihei.com

2021年2月9日、ここ八ヶ岳の地に

「一般社団法人キブツ八ヶ岳」

を設立しました。

「キブツ=共同体(コミュニティ)」

であり、まずは八ヶ岳エリアをモデルに循環型社会モデルの雛形づくりに取り組んでいきます。

2月19日より、まずは八ヶ岳エリアに拠点を持つ方々に向けて

「キブツキャスト」

というコミュニティメンバーの呼びかけの募集をしました。

現時点で、総勢100名ほどの方が応募してくださり、
八ヶ岳に拠点のあるキブツメンバーは、まず100名ほどからスタートしそうです。

現在、1人ひとりと対面やzoomなども使って顔合わせをしてますが、
思っていた以上に、全員が真剣で、同じ想いや情熱を持っていることにとても感激しました。

会社経営者、治療家、アーティスト、料理人、ゲストハウスオーナー、
IT技術者、農家、主婦、様々な会社員からフリーター、、、。

最高年齢は86歳、個性もバラバラの老若男女が勢揃い。

普通の会社では、まず揃わない人材が集結しています。

会社は決まった枠組みの中で、会社にとって必要な人材を集め、
多くはお金を基準とした生産性などが重要視されます。

でも、ここキブツは“会社ではなく社会”であり、
社会は多様性に満ち溢れ、個々人も違いがあって当然。

むしろ、人と違った個性があればあるほど、コミュニティもますますバラエティ豊かになるので、年齢や性別、病気や障害の有無も一切関係なく、そのままの個性をすべて大歓迎で迎え入れられます。

そこにはお金の生産性という条件は皆無です。

入る側も、受け入れる側も、そういった条件なしで、フラットな状態でお互い向き合うと、十分知った関係性の仲でも、まったく違った存在に見えてきます。

これまでの社会、一般の会社の中では、まったく役に立つことがなかった趣味や特技が、コミュニティの中では、とても大事な役割を持つことに気づくこともあります。

皆が、自分の個性を隠すことなく、特技を生かし、好きなことに没頭していくことで助け合い、すべてが循環する社会。

そして人間社会だけでなく、この地球があっての人間社会であることを皆が共通認識を持ち、地球に負荷をかけず、むしろ再生させていくことに一緒に取り組める。

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そんな人も地球も循環するようなコミュニティが、日本全国、世界中に広まっていくことを夢見ていますし、夢だけで終わらせないために、行動に移します。

「ベーシックインカム(basic income)」

これは、お金を配って生活保障をする制度ですが、八ヶ岳のキブツは

「ベーシックインコメ(basic income?)」

であり、キブツキャストには、全員にもれなく大人の年間お米消費量の60kgが提供されます。

一生懸命田んぼのお手伝いした人も、まったく手伝えない人も誰もが無償で。

正確には、お米60kgに相当するコミュニティ通貨

「maica(米貨)」

が発行され、そのまますべてをお米に交換することもでき、一部を交換、一部を誰か困っている人にあげたり、何かを手伝ってくれた人にあげる、別のもの、サービスに交換するなどできるようにします。

米本位制の地域通貨とコミュニティシステムを全部管理するのにITを駆使し、
これらを

「タグコレ(tag collection)」

という独自開発のWEBアプリケーションで運営していきます。

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これを使うと

「オンラインコミュニティ」

を運営することができ、リアルコミュニティの情報をすべてまとめてオンライン管理ができるので、全国どこでも、世界から参加しても、オンライン上でコミュニティに参加できます。

八ヶ岳のコミュニティの中で、いつ、誰が、何をして、どんなプロジェクトが進行しているのか、これからどんな予定となっているのか。

コミュニティ全体のステータスが、このタグコレを使うことで、簡単にわかるようになっています。

そして、何よりもコミュニティ1人ひとりが、どんなメンバーなのかも、タグ(情報)ですべて整理されており、人と人のマッチング、人と情報のマッチングなど、コミュニティ内の様々なマッチングが実現できます。

1人の体験(情報)はみんなの情報となり、みんなの情報が1人の情報となり。

これからはギブとシェアの時代であり、秘密よりも公開。

キブツ八ヶ岳のキャストメンバーは、本当に個性豊かでバラエティ豊富で、
1人ひとりが講師となってコンテンツにもなりそうなのですが、
ここでは、このメンバーと一緒に以下のようなプロジェクトを形にしていきます。

【農】
自然栽培田んぼ
自然栽培畑
自然栽培果樹園

【環境】
土中環境・大地の再生

【食】
ミキの醸造所づくりと運営
子供食堂(コミュニティレストラン)

【衣】
機織り工房
藍染・草木染め体験
コットン栽培から糸紡ぎ

【住】
リトリートドーム建築
DIYタイニーハウス
シェアハウス立ち上げ
フリーエネルギー研究

【造】
登り窯再生

【健康】
リバランスワーク
女性のための女性院
山登り合宿

【人】
フリーメイト(婚活サポートも含む)

【教育】
八ヶ岳寺子屋

八ヶ岳の人々は、都会にはまずいない個性派が勢揃いであり、
1人ひとりの当たり前の日常が、多くの人にとって非日常のコンテンツとなる叡智が盛り沢山。

そんな1人ひとりのキブツキャストをクローズアップした特集も組んで、
情報化し、様々な叡智をシェアしていく取り組みもやります。

さらに、キブツ八ヶ岳の顧問アドバイザーも豪華。

八ヶ岳にも拠点を持つ山のスペシャリストであり、
ホメオパシーにおいて世界的権威を持ち、そしてヨギー聖者として知られる森井啓二先生。

今年も森井先生による、八ヶ岳の山の叡智を盛り沢山伝授いただこうと思っており、また健康系の分野も森井先生のお知恵やお力を借りていこうと思っています。

エネルギー部門の研究開発のアドバイザーは、岡山から参加の大塚尚幹さん。
日本に自給エネルギーの普及を行っている団体“自エネ組”代表であり、エネルギーにもっとも詳しいプロ。やつは事務所のオフグリッド化も手掛けました。

衣部門は、チェンマイと京都に拠点を持つ、うさと服デザイナーのさとううさぶろうさん。
八ヶ岳の衣文化の構築に、うさぶろうさんのこれまでの経験からの叡智を存分に発揮していただこうと思っています。

女性のケア関係は、ちつのトリセツで著名なたつのゆりこ先生。
いよいよ2021年に助産院を八ヶ岳へ移転させ、八ヶ岳で女性を対象としたケアの活動を目指すたつの先生。
キブツは、たつの先生の活動を応援するとともに、たつの先生の持っている叡智をキブツで生かしていただこうと思っています。

自然栽培においては、右に出る人がいないほど、あらゆる自然栽培を見てきたナチュラルハーモニー代表の河名秀郎さん。
キブツ八ヶ岳では、河名さんを農の顧問にお招きし、自然栽培から食、健康に関する様々なアドバイスを伝授頂く予定です。

他にも、今後は続々と超豪華ゲストが仲間となって、一緒になって八ヶ岳のキブツ構築を手伝って頂く予定になっています。

そして、明日20日の18時37分の春分点を過ぎた時間より、
八ヶ岳に拠点を持たないで、キブツ八ヶ岳のコミュニティメンバーとなる

「キブツゲスト(サブキャスト)」

の募集が始まります。

キブツゲストも、同じコミュニティのメンバーであり、一緒にキブツ八ヶ岳を運営していく仲間であるのは変わりありませんが、
実際に現地にいないため、基本的にはオンラインコミュニティで参加し、オンラインで情報を得たり、オンラインで交流しながら、来れるタイミングで、八ヶ岳に来て、様々なプロジェクトに参加したり、体験したりすることができます。

そのため、対象者の参加条件はなく、誰でもどこからでも参加できます。

会員となる期限は、1年更新で、年会費が36,000円となります。

36,000円の中にオンラインで受講できるコミュニティコンテンツは、すべて含まれます。

<キブツゲストの特典>
・コミュニティアプリ「タグコレ」のアカウント発行(1人につき1アカウント)
・過去3年間の宇宙学校などの豪華講師陣の授業動画が100本以上すべて閲覧可能
・キブツ八ヶ岳のオンライン自給菜園授業(家庭菜園、農業に関わるイロハの動画コンテンツを随時配信)を閲覧可能
・キブツチャンネルで日々のコミュニティの活動の動画を閲覧可能
・キブツ顧問やゲスト講師の講義や対談をオンラインで無料閲覧(一部、有料の参加コンテンツもあり)
・単身者のマッチングネットワーク「フリーメイト」への参加権(希望者のみ)
・八ヶ岳移住(キブツキャスト)への優先的サポート
・田植えイベント、山登り合宿、味噌づくり、八ヶ岳リトリートなどのイベントへの招待(現地参加費用は別)

他にも、リトリートドームのオープニングへご招待したり、
プライスレスな特典をたくさんご用意しようと思っています。

また、キブツゲストの会費は、キブツ八ヶ岳の理念に掲げた事業のために使われます。

それはコミュニティに必要な水田の確保や自然環境の保護、コミュニティに必要な各プロジェクトを実行していくための予算となります。

キブツ八ヶ岳は、まだまだ資金力もなく、キャストもボランティア集団で成り立っていますが、ゲストメンバーの応援によって、少しずつプロジェクトが形になっていきます。

「コミュニティに参加しながら応援する」

という形で、是非ともご支援頂けたらと思いますが、現地イベントの参加キャパや、WEBアプリケーションの容量の関係もあり、ゲストの募集は、最初は最大500名までとなります。

500名がいっぱいとなった時点で、一時的に募集は締め切り、その後に体制が整い次第にまた少しずつ募集を増やしていく形になります。

ご興味ある方は、明日の午後18時37分より、天下泰平ブログの記事にて参加者募集を開始するので、是非とも一緒に初期メンバーに加わっていただけたらと思います。

なお、キブツ八ヶ岳は、今後より早く、循環型社会モデルを構築するために、資金面での協力者も呼びかけております。

「キブツサポーター」

という形で、こちらはキブツキャストでも、キブツゲストでも、またコミュニティ活動に参加せずとも、誰でもキブツを応援できる制度です。

援助のパターンは

A.「キブツ八ヶ岳の活動全般に対するご寄付」
募金の用途は特に限定せず、キブツ八ヶ岳の活動全般を応援したい方向けの寄付タイプです。

B.「キブツ八ヶ岳の特定のカテゴリーや特定のプロジェクトに対するご寄付」
特定のカテゴリー(主に定款であげた10個の事業)や、キブツ八ヶ岳が提案するプロジェクト、もしくはご出資者様が発案された共同プロジェクトに対して、ご寄付頂けるタイプです。

C.金銭以外の資産(不動産、事業、物資など)のご寄付
金銭以外の資産(不動産、事業、物資など)を寄付頂けるタイプです。


上記3つがあり、金額も内容も自由となっております。

B,Cの方においては、滝沢が直接相談に乗りながら、双方にとってもっとも有効的な活用方法を一緒に考案することもできるので、何か

「コミュニティにこれを有効活用できないか?」

と思うことがあれば、まずはご相談いただけたらと思います。

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まずは、500人で一緒に

「美しき緑の星」

の世界観を、この地球上でリアルに体現していくこと。

約束した地球人としての自覚を持つメンバーとの出逢いと再会、
心から楽しみにしております。