新潟まで来たので近くの温泉で少し休もうと進むと
「弥彦」
という地名が。
そういえば、かつて長典男さんと鳴海周平さんという2人の陰陽師と国内外の巡礼をしていた時、佐渡島へ渡る前に弥彦山という山へ登った記憶が。
ただ、その麓にある新潟最大の神社「弥彦神社」には訪れてなく、せっかくなので3月31日の節目に参拝へ。
天香山命を祀る弥彦神社。
天香山命はニギハヤヒの息子であり、思わぬところで個人的に縁が深いニギハヤヒ関連の神社へ招かれた感覚があります。
とはいえ、ここは神社全体の造りが封印の構造なので、国津神封印の神社でもあるのかも。
ただ、御神体の弥彦山を望む弥彦神社も良いのですが、その向かいにある小さな神社にただならぬ神気を感じて、引かれるように参拝。
祓戸神社。
素朴な小さな野生的神社ですが、中に入ると別次元の世界で頭がクラクラするほどのパワー。
「ここは一体??」
と調べたら、御祭神は瀬織津姫であり、あまたある日本の祓戸神社の中でも、もっとも瀬織津姫のパワーに満ち溢れている神社だとか。
なるほど納得であり、そしてここまで導かれるわけだと。
さらにまた、4月1日は弥彦神社の鎮魂祭という大祭であり、この祓戸神社で未明に神官たちが禊をし、弥彦神社で儀式があると。
宮中祭祀と同じ鎮魂祭は、石上神宮、物部神社と、この弥彦神社が三大祭祀として有名だそうです。
これもまたすごいタイミングに訪れたものです。
隠された古代の神々、その代表となるニギハヤヒ、瀬織津姫の解放は、隠されていた新潟、新しい時代の型となる「新型(にいがた)」でも始まっています。