諏訪には龍神様がいる。
諏訪で語り部として活動される神尾修さんが、キブツハウスで
「諏訪の龍神さまのお話し」
を語ってくれました。
友達も少なく、ごく普通の価値観、競争社会の中で生きてきた神尾さん(76歳)、2年前に
「諏訪の龍神さま」
という絵本と出逢い、そこからどっぷり龍の世界に引き込まれて、気づけば諏訪の龍を語る語り部に…。
すると”龍縁”に導かれて様々な出逢いもあって友達も増え、とにかく今が最高に幸せでしかないと、龍との繋がりで人生が180度変わってしまった1人。
でも、神尾さんの諏訪にまつわるお話は、本当に興味深いものばかりだった。
争いもなく理想的平和社会が長く続いた縄文。
やがて渡来人が増え、国づくり、朝廷による日本統一の流れが始まる中、日本全土の縄文は融合、消え去っていく中、日本最大規模の縄文文化を持つ諏訪はなかなか侵略できなかった。
最後の最後まで残った縄文、土着の龍神ミシャクジを祀る諏訪。
その流れは、この世界が日本から始まり、世界に散った日本人がユダヤ・イスラエルから再び帰郷し、この諏訪にやって来て上社を生み出したとも…。
モリヤ(エルサレム)を御神体とする諏訪大社上社。
下社は、その霊力を治めるため、監視するために朝廷が作ったお社とも。
守屋山、諏訪湖に眠る大龍神。
僕もまた、かつて諏訪の龍神に導かれてイスラエルへ。
久しぶりにイスラエルから戻った今、諏訪をまた訪ねたいと思っていた際に、この神尾さんのお話はとてもシンクロすることが多かった。
「坊や〜よい子だねんねしな」
のイントロと龍の背中に乗った子供の姿で有名な日本昔ばなし。
あのモデルは諏訪の龍であったとは驚きでした。
神尾さんは、諏訪大社上社すぐ近くで喫茶店
「神州の龍神」
を5月末にオープンし、お客様1人でも語りをやっています。
諏訪にお越しの際には、是非立ち寄ってみてください。