新刊本『宇宙学校  アースリングコミュニティ 』

先月にもお知らせしましたが、

今月10月10日(明日!)に新刊本が出ます。

最終的に本のタイトルは

『宇宙学校  アースリングコミュニティ   』

となりました。

敬愛する哲学者

バックミンスター・フラー博士(ドームハウス生みの親)

が提唱した

「宇宙船地球号」

(地球上の資源の有限性や、資源の適切な使用について語るため、地球を閉じた宇宙船にたとえて使う言葉)

に因んで、自分自身がよく使う好きな言葉“宇宙学校”。

地の理(地球の常識、法則、ルール)の地球学校が、今の一般的社会の基本教育としたら、

天の理(宇宙の常識、法則、ルール)を学ぶのが宇宙学校。

どうすれば人間にとって都合の良い地球運営をできるか?

を考え、エゴがベースで文明構築を進めるのが地球学に対して

どうすれば、地球も含めたすべての生命が循環する地球運営ができるか?

を考え、エヴァの精神で文明構築をするのが宇宙学。

本来、地球人(アースリング)という存在は、

この宇宙学に基づき、他の生命体が出来ないことを実践するためにも地球に存在していると思います。

植物は、自らは動くことはできず、

その名の通り、動く生き物の動物の力を借りながら命を拡げ、循環を繰り返しています。

虫も微生物も、すべての生命は循環の中で調和しているのに、

人間だけが、循環を破壊し、不調和を生み出しています。

なぜ、手足が自由に動き、

なぜ、頭脳明晰で考えることができるのか。

それは自然を破壊し、生命の循環を途絶えさせ、地球を破滅に追い込むためではなく、

他の生命ができないことを考え、実践し、すべての生命をより循環させ、地球を長く継続させるために与えられた叡智です。

食物連鎖のトップで、まるでこの惑星の王者のように振る舞っている人間は、自らが“裸の王様”であることに気づき、本来の役割に徹する時期が差し迫っています。

この惑星で最後に生まれた生命体である人間。

会社で言えば新人、新入社員であり、あらゆる大先輩の生命体に敬意を払い、その循環のために与えられたすべての叡智を尽くす必要があります。

逆に、それだけ期待が込められて肉体は創造され、降ろされた霊的存在でもあります。

どんな強風や大雨、台風でも壊れない、自宅の軒下にある蜂の巣を見ると

「なんて美しく、丈夫な100%自然素材の家なんだろう・・・」

と感心してしまいます。

自然界に存在するものは、どれも美しく、無駄がなく、そして環境に強くて命に優しく、何よりも

「残らない」

自然素材であります。

時間が経ち、役割を終えたら、どんなものも大地に還ります。

プラスチックボトルは、分解されて土に還るまで450年。

アルミ缶200年。

「ポイッ」

と捨てた自身の痕跡が、数百年先まで残り続ける。

そんな生物は、人間以外どこにも地球にはいません。

ペットボトルや空き缶1つでも、この有り様なのに、身の回りの日用品、家電製品やメガソーラー、工業製品で作られた住宅、高層ビルや工場、町や都市は?

まだ、果てしない時間がかかるものの、これらの今の文明を含めた“ゴミ”は、やがては大地に戻る有効期限があります。

ところが“永遠”というキーワードが絡む

「フリーエネルギー」

は、使い方によっては、この酸化や有効期限のある時間軸を超えてしまう新しい次元の存在。

地球が消えるまで、生涯消えることのない物質、

それどころか無尽蔵に増殖し続ける物質。

フリーエネルギーを応用することで、

「永遠に消えない」

存在が地球に登場してしまうことが、どれだけ脅威となることか。

そのことを理解せずに

「早くお金の不自由から解放されたい」

「隠されたフリーエネルギーを出せ」

と主張しても、宇宙の法則として、人間の意識が変わらない限りは、表には出せません。

判断のつかない子供に、地球破滅させる凶器を持たせるようなものです。

腐らないもの、土に還らないものを作り続けながら、

フリーエネルギーを語るのは二の次であり、その前にやることは山ほどあります。

人類自らこれらの問題解決に取り組まないと、自然は

「残さない」

ために、大きく動きます。

マグマを浴びせ、海底に沈めてしまえば、汚れきった地球の浄化はとても早いものです。

「ポイッ」

と後世にまで残る負の遺産を投げ捨てるよりは、

次の人類、地球そのものが、少しでも喜ぶ行動に変えたいものです。

日常のすべてを100%循環できる仕組みに変えるのには、

まだまだ時間はかかるでしょうが、今からでもできる小さな一歩は様々あります。

食べ物の選び方、衣服の選び方、農業のやり方、家づくりのやり方、生活スタイル諸々。

そんな参考の1つとなる本となればと思い、今回の新刊本は書かせていただきました。

是非ともご一読いただけたら。

現在、出版社「きれい・ねっと」さんのHPにて予約受付中で、

ちょうど本日(10/9)より発送開始予定です。

カバーには国産の竹100%の「竹紙」を使い、表紙には間伐材の紙を利用しております。

予約はこちらからどうぞ!