アオラキ山脈の西側にあるフッカー氷河から誕生したフッカー氷河湖。
ここがトレッキングコースの終着点の1つ。
ここまで到達すると、アオラキ/マウント・クックが大地より高々とそびえたっている全容が望めます。
そして、太古より地球に存在していた氷河。
「水には記憶がある」
という言葉が、ついには映画「アナと雪の女王2」で大々的にも重要テーマに扱われていますが、今回は氷河の溶けた太古の水とのコンタクトにチャレンジ。
「冷たっ!」
さすがは氷河湖だけあって、外気温は晴天で猛暑であるのに、水温は半端ではない冷たさ。
でも、頭の先まで超クリアになるほど気持ち良く、そして大自然の叡智と繋がれます。
現在、世界中の氷河が急速に溶け始めており、ここフッカー氷河湖も1970年代から急速に広がっているようです。
もちろんこういった山岳氷河だけでなく、南極大陸やグリーンランドなどの大陸氷河と呼ばれる大規模な氷河も急速に融解が始まっています。
その先にあるものは・・・。
人為的騒動であるコロナショックとは比較にならない自然の大激変が、まさに「水面下」では着々と進んでいるのを強く感じます。
地球も新たなステージへ進んでいる中、ものを奪い合っている場合ではなく、変わらないといけないのは人間の意識。