
東京カテドラル聖マリア大聖堂・カトリック関口教会。
聖母マリア様のご加護のもと、昨晩の春分前夜の祈りの祭典は無事に開催、終えることができました。




コロナ騒動もあり、今回はライブ配信というスタイルも同時開催しましたが、蓋を開けてみれば大勢の方々に現地までお越し頂き、本当にありがとうございます。

自分は短い時間のご挨拶の時間でしたが、今伝えたいことをいくつかお話させて頂きました。
コロナショックで世界の人々の足が止まると、ヴェネツィアの運河の異臭は消え、水は透明となって魚まで戻ってきたり、中国の大気汚染も脅威的なスピードで改善されたり、世界のウイルス騒動は暗いニュースだけではありません。
人類の活動がおとなしくなると地球が綺麗になるとは皮肉なもので、地球にとって人類は今、どんな存在として見られているのでしょうか。
コロナウイルスよりも厄介な存在と思われないよう、地球とも上手く共生したいですし、コロナウイルスとも上手に共生したいものです。
そして、こうやって人類が立ち止まることで、これまで自分たちが残してきた文明の足跡をよく観察することもできます。
振り返ると、どれだけ辿ってきた道を汚してきたのか、地球を痛めつけてきたのか。
止まるに止まることができなくなり、いつしか70億人が走り続けて来てしまった文明社会。
コロナウイルスによる強制ストップをきっかけに、一度立ち止まり、これから先の文明社会の歩み方を再考するにはぴったりのタイミングかもしれません。
そして再び歩み始める一歩の時、これまでとは違った歩み方を1人でも多くの方が進むと、これからの先の地球の方向性も大きく変わることでしょう。
そんな中、日本と日本人が進む方向性のヒントを与えてくれるのがイスラエルとユダヤ人。
イスラエルを是非現地まで見にいき、感じてください。
そんなお話を由緒ある教会でさせて頂いたことに感謝です。
春分点を通過は、日本時間の12時50分頃。
今回日本は29年ぶりのお昼の南中時間帯の春分点。
イスラエルは日の出の時間とほぼ一致とのこと。
どちらの国にとってもスペシャルな春分。