MAYIMの定期集会の中で、話題の
「ドーナツ経済学」
についてお話をさせて頂いたので、その一部をシェアさせていただきます。
2021年8月17日から20日のダボス会議(世界経済フォーラム)のテーマは
「グレート・リセット」
ですが、これはコロナ禍があってのリセットではなく、先にリセットがあっての引き起こされたコロナ禍。
歴史に残るような世界規模の大きな出来事のほとんどは、意図的に起こされた出来事であり、歴史は人が作っているもの。
地の時代250年は、産業革命から金融社会も発展し、資本主義の成長によって皆も地球も豊かになると信じられていましたが、人々の心は疲弊し、病気も複雑化し、何より地球の崩壊にまで至っています。
2050年、人口100億人の地球社会が待ち受けていますが、このまま破壊型の文明が進むと、もう継続できないことは明らかであり、そのために一生懸命人口を削減しようとする人もいれば、この社会のシステムすべてをリセットしようとする人もいたりと様々です。
いずれにしても、この先確実に起こるグレート・リセット。
地の時代から風の時代に合わせた社会システムにするため、資本主義はリセット。
そのキーとなる部分にエネルギー革命が関わってくるとは思いますが、フリーエネルギーなどの台頭の前に、もう少し現実的に循環型社会の構築をコツコツやっていくことが求められてくると思います。
そこでアフターコロナの世界において、現在注目されているのが、ドーナツ経済学。
皆が生きやすいように人間社会も循環させ、ただ人間都合の社会が発展しすぎると、環境に負荷をかけるので、負荷かけないギリギリのラインで社会を運営していくのがバランスが良いと。
小学生が聞いても、今よりそれが良いとわかる単純な話ですが、その考えは、経済学の発展、成長の理論とは異なり、まったく相手にされませんでした。
でも、今はそれを否定する人はほとんどいません。風の時代に入り、今の世界は大きく変容していきそうです。
そして、今後世界は国の中にもコミュニティ文化が次々に活性化する時代に入り、その中で今の金融システムに変わる、地域通貨が台頭してくると思います。
今回のドーナツ経済学を語る動画vol.3では、とても興味深い地域通貨の成功事例のお話も伝えています。
ベルギーのある地区は、移民の貧困層が多く、スラム街となっている。
ゴミも多く、犯罪も多い、このエリアを地域通貨を使ってどのように改善できるのか。
八ヶ岳も、これからキブツ八ヶ岳において、お米を基軸にした地域通貨を実験的に取り入れていく予定です。
世界の金融が終わっても、この社会は循環する仕組みを作ること。
今後のグレート・リセットが見込まれる未来においって、これからのコミュニティには、その仕組みも求められます。
いよいよ明後日から、キブツゲストのコミュニティメンバーの募集開始。
今回は人数限定なので、どうぞお早めに。