今更だけど、今だからこそ地球人の意識と自覚が目覚めるドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー(地球交響曲)」。
2004年に上映された第五番の出演者の1人、ハンガリーが生んだ天才物理学者、哲学者で音楽家のアーヴィン・ラズロ博士のお話はとても興味深いものでした。
それは、とある最先端数学者の確率に関するお話。
進化論で有名なダーウィンは、人間は遺伝子の偶然の進化で誕生した生き物として定義してますが、最先端の数学で、その確率を計算すると、ゴミの島に嵐が起こって、風で舞い上がったゴミで空中に偶然に空飛ぶ飛行機が完成してしまう確率だと。
つまり、数学的には偶然では起こり得ない進化であります。
また、盲目の人が、ルービックキューブを1秒間に1回適当に動かして、すべてが綺麗に揃うまでどれほど時間がかかるか?
この時間も計算で出てきており、その時間は、なんと1260億年(宇宙誕生は138億年前)もかかるそうです。
ルービックキューブを揃えるのに宇宙誕生よりも10倍近く長い年月…。
想像を絶するほど途方もない時間ですが、これが、正しくルービックキューブを完成できる人が横にいて、アドバイスしながら進めると、なんとたったの2分で完成するそうです。
知らないと1260億年、知っていれば2分。
情報の持つ力が、いかに重要であるかを考えさせられる違いですが、この差は他にも多くのことを考えさせられます。
無知で知らずに破壊をし続けてしまった地球ですが、正しく再生できる方法を知っている人が、適切にアドバイスをしながら力を合わせれば、きっと2分の力で地球を元の姿に戻せると思います。
でも、みんなが繋がらずにバラバラで動いていたら1260億年かかるでしょう。
ただ、地球の再生はそんなに待ってもらえないので、その前に強烈な自浄作用で地球自らルービックキューブを揃えてしまいます。
大きな人類の犠牲とともに…。
だから、コミュニティは同じ地球人意識を持った人と人の繋がり、そして情報の共有をとても重要視しています。
先日、新潟の五頭温泉は、とても素晴らしい温泉地でしたが、五頭山に登ると、森も山も管理されずに完全に死んでました。
過去を責めて誰が悪い訳でもなく、今から何が出来るかが大事。
偶然の進化でなく、役割を持って誕生した地球人として、2分の力を信じて、これからも多くの仲間と繋がっていきたいと思います。