第一回目となる、キブツ八ヶ岳稲刈り体験。
最高齢は88歳。
最年少は0歳児?
老若男女が集い、みんなで手刈り、はざかけをして稲刈りをするのは、本当に昔の田舎の地域、村生活の日常を再現したようなもの。
これがより、全国各地で日常となるような、そんな取り組みがキブツ運動の目的の1つ。
採れたお米は、100名ほどいるキブツメンバー全員に無償で60kgずつ分配。
農作業手伝った、手伝わない関係なく、もれなく全員に。
これを
「ベーシックインコメ(Basic income)」
と名付けています笑。
とはいえ
「1人で年間60kgも食べられない」
「なんだか何もしてないのに受け取るのも」
などなど、いきなりお米を配っても、逆に困ってしまう人もいるので、とりあえずは、お米60kg分のコミュニティ通貨
「コメコイン」
というのを提供します。
コメコインは、スマホ1つあれば、自分のIDのページから好きなだけの量のお米にいつでも交換出来るようになっており、またコミュニティメンバー内で人にあげることもできます。
これからキブツ内の子供の人数を集計し、お米を食べきれない人、誰かに寄付したい人の分を子供がいる家庭に子供の数だけ
「子供お米手当」
を追加配給し、より米が必要な家庭に必要な分のお米が行き渡るように整備します。
食べ盛りのお子さんがたくさんいたら、お米の消費量はバカにならないし、何より、自然栽培の安心・安全なお米は、子供達こそ食べて欲しいもの。
なかなか自然栽培のお米は高くて買えないご家庭も多いので、こういったコミュニティ内の寄付によってバランスを取れたらと思ってます。
もちろんコメコインは、この先はお米だけの交換ではなく、あらゆるコミュニティ内活動の決済にも利用できるように仕組みを整えていきますが、まずはベーシックインコメと子供お米手当から。
21世紀版の米本位制を使った、お金の世界も新しい社会モデルの実験を。