「私が見た未来」
という漫画をご存知でしょうか?
作者は「たつき 諒(りょう)」さん(女性)、
出版されたのは、1999年7月1日。
この漫画は、今はプレミアがついて、
1冊10万円以上の取引になっていますが、その理由は
「完全に予言の漫画」
となっているからです。
特に有名なのは、この漫画の表紙に
「大災害は2011年3月」
とはっきり書かれており、1999年に出版した時点で
東日本大震災の時期を完全にピンポイントで当てています。
たつきさんは、予言者のような予言とは少し違い、
1980年から予知夢を頻繁に見るようになり、自分が見た夢を記録した“夢予言”となっております(予知夢を見るのは東日本大震災の予知夢となった1996年3月まで)。
最初は人が死ぬ予知夢ばかり見ていたのが、段々と社会の大きな出来事まで予知夢で見るようになり、この東日本大震災に限らず、これまで15ほど大きな予知夢を見てきており、
そのうちなんと「13」もの予知夢が現実化しております。
その一部は、以下の通り。
クイーンのフレディマーキュリーの死
夢を見た日:1981年11月24日
現実になった日:1991年11月24日(ちょうど10年後)
ダイアナの死
夢を見た日:1992年8月31日
現実になった日:1997年8月31日(ちょうど5年後)
阪神淡路大震災
夢を見た日:1995年1月2日
現実に起こった日:1995年1月17日(ちょうど15日後)
東日本大震災
夢を見た日:1996年3月11日
現実に起こった日:2011年3月11日(ちょうど15年後)
新型コロナウイルス(2020年ころ未知のウイルス)
夢を見た日:1995年1月2日
現実になった時期:2020年1月
予知夢の多くは、近いと15日後、
遅いと5年後、10年後、15年後と
「5の倍数」
で現実化することが多かったようです。
ほとんどが20世紀中に終わった予知夢ですが、
東日本大震災(2011年3月)と昨今の新型コロナウイルスの出現(2020年)まで当てているのは、驚異的な予知夢であるかもしれません。
ただ、まだ2つ当たっていない、正確には現実化していない予知夢が2つ。
それが
「富士山の噴火」
「神奈川県の大津波」
であるようです。
富士山の噴火
夢を見た日:1991年8月20日
現実になった日:???
神奈川県の大津波
夢を見た日:1981年6月から9月頃
現実になった日:???
いずれも5の倍数で考えると、2021年である今年が含まれます。
これについて、たつきさん本人が、
「富士山の噴火は、最短だと2021年8月20日」
「来なければ、以後15年周期で注意」
と警告しています。
神奈川県の大津波も、15年周期の可能性の方が高く、
「最短で2026年6月から9月、以後15年周期」
と伝えています。
富士山の噴火も、神奈川県の津波も、何十年も前より、
いつ起こってもおかしくはない出来事なので、その発生そのものを予言するのは
誰にでもできることですが、時期を明確に的中するのは難しいこと。
多くの予言、予知夢も日時を指定した時点で外れるものです。
とはいえ、阪神大震災は、15日前に予知夢として警告したことで、関西に住む知人など20名あまりが信じて避難し、被害を免れたというエピソードもあるので、一概に予知夢を無視するのが良いとも言えません。
富士山の異常はいまだに続く2021年。
過度に恐れる必要はないものの、今年は自然災害に十分に注意する必要があると思います。