3月20日は春分。
毎年宇宙元旦と言われる日で、宇宙のリズムからすると、
ここから新しい1年の始まり。
何事もスタートするのには、1年の中で1番適しているタイミングだと思います。
今回の春分より
「キブツ八ヶ岳」
のメンバー募集も始まり、ここからコミュニティ活動が本格化すると思います。
コミュニティ活動というよりも、気持ちとしては
「国造り」
であり、様々な意味で心機一転、自分にとっての次のステージの始まりです。
そんな大きな節目の春分、どこで迎えようかは、以前からイメージがあり、
この春分前後は、奈良へ行きます。
1月下旬、鼻血事件が起こった奈良へ懲りずに。
今回の奈良訪問の大きな目的地は、桜井市にある
「三輪山」
です。
実は春分に三輪山を訪れるのは、2度目。
最初に訪れたのは、2014年3月21日の春分。
http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51885053.html
もう、今から7年前のことです。
この2週間後には、人生初のイスラエルの旅に出て、
イスラエルでも衝撃的な体験のオンパレードで意識がすっかり変容してしまったのですが、この2014年三輪山訪問も怪奇現象のオンパレードで、初めて神なる存在をダイレクトに感じた場所。
三輪山は、三角錐のピラミッド型の山であり、実際に本物の“ピラミッド”だと思います。
ここに祀られるは
「大物主(オオモノヌシ)」
という神であり、それは古代出雲王であったニギハヤヒと同一神であると言われています。
伊勢神宮こそ、この明治以降の“現代日本”において、神社のトップに君臨する聖地の中の聖地と崇められていますが、ここに祀られる「天照大神」は、実は男神「アマテル ニギハヤヒ」と言う説があります。
その天照であるアマテルが、巡りに巡って御魂が運ばれてきたのが現在の伊勢ですが、いわゆる“元伊勢”は、日本各地に多数あり、その原点は、三輪山から始まっています。
日本の神の歴史を紐解くのは、日本の天皇家の真実を紐解くことであり、
それはタブーの歴史に触れる部分となりますが、その中心に来るのは、いつの時代も三輪山であります。
ここが、日本という大地における国造りの起点となる場所。
だから、国造りをする前に三輪山へ再び参ります。
3500年前、日本の歴史には出てこない縄文後期の時代、
出雲から繁栄した出雲族は、京都の上賀茂から奈良の三輪山へ新たな政所(まんどころ)を開く準備をしていました。
前王であったスサノオから、次の王となるニギハヤヒの拠点は、この三輪山エリアであり、自宅が桧原(ひばら)神社、仕事場が大神(おおみわ)神社であったと言われています。
「すべての民族が調和する循環型社会を」
そういった理念を掲げ、これまで大国では成し遂げられなかった、ヤマトの地での大調和の世界を目指したニギハヤヒでしたが、スサノオの策略にはまり、クーデターによって斬殺。
そのビジョンがある日に突然降ってきたのは、今でも不思議な出来事であり、
肉体を超えて別の世界に意識がタイムスリップしたことが以前にありました。
そんなこともまだつゆ知らずの7年前、よく晴れた青空が広がる春分に訪れた三輪山。
三輪山は、1時間ほどの登山ですが、山の中に立派な磐座が多数鎮座しております。
そして、最初のポイントとなる磐座を参拝すると、突然青空だったのが、
モクモクと水蒸気の雲が発生して、太陽も隠れ、そして大量のヒョウが降ってきました。
「えっ!?」
参拝が終わると、またスーッと雲が消えて、青空の元の世界に。
狐に包まれたような不思議な状況でしたが、また次の磐座を参拝すると、またまた雲がかかってヒョウが大量に。
また次も、ずっとそんな調子。
「なんだここ??」
地元の方に案内されましたが、過去幾度と通っていても、こんな現象は初めてとのこと。
歓迎されているのか、警戒されているのか、いずれにしても、
初の三輪山において、滅多にない現象に遭遇することになりました。
今となっては、なぜそんな現象が起こったのか、自分なりに理解はしているのですが、大切な節目のタイミングだからこそ、春分というタイミングに再び、かの聖地を参りたいと思っています。
100年以上続く国造りであり、その先1000年続く、文明づくりの基盤となる始まりの時。
2021年春分、是非ともキブツ八ヶ岳へご参加くださいませ。