キブツ八ヶ岳活動レポ。
今日もまた、大人も子供も泥まみれになりながら大地の再生ワーク。
昨日は敷地東側の水脈整備、今日は敷地西側の水脈整備。
隣の窯工房との境界がドロドロの沼地の湿地帯となっており、ここの詰まった水を通す作業をやりました。
まずはユンボで掘って水脈を作っていき、そこを人力で整備していきます。
ここは長年の詰まりから、ヘドロのような状態になっており、異臭漂う酷いケガレチでしたが、皆の協力もあって、水がシャーっと流れて通り、匂いもすべて消えてイヤシロチと変貌しました。
「あー、苦しかった」
と大地の声が聞こえてきそうなほど、解放された自然界からは、なんとも言えないスッキリ感が伝わってきます。
学校の授業では決して教えてもらえない、循環の生ワーク。
子供達がそれを体感してくれたのが、何よりも嬉しいこと。
次世代に残せる地球づくり。
キブツ八ヶ岳では、子供への教育も大きなテーマです。
水脈整備は、子供も川づくりの水遊びのように楽しく、夢中でできるので、親子で参加できて学べるワークショップとしては、理想的なもの。
小さな水脈整備も、マクロで見れば地球の山と川、渓谷の雛形であり、よりミクロで見れば人体を流れる血管と同じ仕組み。
血液の詰まり、滞りを流すことが、いかに大事なことなのか、自然を通して自分の内側の世界を感じることができます。
マクロな水脈の流れも、時にそれは洪水となって大きな災害となるように、自然の中の水を観察すると、小宇宙、大宇宙の観点から、自然界の法則を学べます。
傾斜地の土留め作業は、まだ始まったばかり。
しばらくの間、今後も自分も含めて現場で作業をしてますので、是非ともキブツの一員となって、ご一緒頂けたら。