やって来た日本一の湯治場、秋田の玉川温泉。
単独の源泉では、日本一の湧出量となる毎分8400リットル。世界4位。
温度98度、そしてpH1.2の驚嘆の強酸温泉であり、何より世界で二箇所、日本では玉川温泉にしか存在しない奇跡のラジウム鉱石
「北投石(ほくとうせき」
から高濃度のラドンガスとマイナスイオンが噴き出しています。
いくつものラジウム温泉を巡り、自然放射線の持つエネルギーに虜となった自分ですが、どのラジウム温泉も個性豊かで非常に質が高い湯治場であるものの、ここ玉川温泉は正直ケタ違いのレベル。
ここはワールドクラス、世界に通用する湯治場という名の治療センターです。
「玉川温泉でガンが消えた」
という話題は、玉川温泉を知る人はどこかで聞いたことがあると思いますが、そうやって命を救われた人の事例は数知れず。
もはや奇跡とも呼べないほど、ここではガンは当たり前に治ってしまうもの。
昭和後半の一部の調査データでは、100人のガン患者の70人以上が完治。
ガンは、70%以上の確率で治る。
ガンどころか、糖尿病、リュウマチ、痛風、現代医学では不治の病と言われるあらゆる難病までも治る、まさに万能の温泉です。
玉川温泉は、大きく分けて2つの湯治療法があります。
1つは、例のpH1.2の強酸源泉を使った入浴・飲泉をする方法。
もう1つ、一歩外に出ると、裸足では歩けないほど地熱で熱された北投石などの岩盤地があり、ここで岩盤浴をする方法。
これらを組み合わせると、非常に効率的に治療が出来ます。
まず入浴・飲泉について。
pH1.2の日本一の強酸は、ハンパなパワーではありません。
普通の風邪ウイルスなら30秒以内、コレラ菌も90秒、あらゆるウイルスは3分以内に死滅。
人間も溶けてしまうのではないかと思うほど、入浴直後に全身ピリピリ感じます。
1回5分ほど入れば充分とも言われ、これを1度の入浴で3回ほど、合計30分ほど休みながら入浴を繰り返す。
湯治に慣れた人は、1日4回セットだとかなり効くそうです。
朝起きたら入浴。次に10時頃。次に14時頃。最後は就寝前。
飲泉は、食事30分前に1度に源泉20ccほどを10倍以上、かなり薄めて1日に3回ほど、合計60cc飲むと良いそうです。
ちなみに普通の家の入浴は、150カロリーから200カロリーの消費で、一般温泉でも250カロリーから300カロリーの消費が、玉川温泉は、なんと一度の入浴で700カロリーから800カロリー消費するそうです。
とにかく身体への一時的な負荷はハンパではありません。
こうしたリズムで入浴・飲泉を繰り返すと、健康な人でも、溜まっていた毒素が表面の皮膚にあぶり出されて、湿疹のようなブツブツが身体のあちこちに出てきます。
その位置によって、その人の疾患が分かるようです。
ガン患者の場合、それはおできのように1cmほどの高さに膨れ上がり、カサブタになって、やがて取れると、ガンも消えているそうです。
もちろん、そこまでに至るのは1週間の人もいれば、2週間の人もいます。
とはいえ、末期ガンなどを完治させるには、徹底的に滞在するのがよく、長い人は1ヶ月から3ヶ月は滞在します。
それで死の淵から生還できるなら、決して無駄な時間とお金ではありません。
なお、ラジウム・ラドンの効能を知らない人は、この玉川温泉の強酸入浴が不治の病を治すものだと思っているようですが、それは玉川温泉の効能のごく一部分に過ぎません。
生命を活性化させる自然放射線を生み出すラドンガスは、浴室内に限らず、岩盤浴エリア、宿の中にまで大量にあります。
玉川温泉にいるだけで元気になるのは、このラドンとマイナスイオンが、そこら中に溢れていることが大きいように思えます。
自然放射線によるホルミシス効果は、自己治癒力を高めます。
玉川温泉で湯治をすると白血球が異常に増加し、免疫力が極めて高くなり、自ら病を克服するパワーが生まれます。
そのスイッチさえ入ってしまえば、あとはどんな病も克服できるほど、人間には誰もが優れた力を持っており、そのスイッチが、あらゆる条件が加味して入りやすいのが、玉川温泉の奇跡の秘訣なのかもしれません。
岩盤浴エリアは、テントが張っており、湯治客が、ゴザを敷いてあちこちでゴロゴロしています。
ラドンガスは、低いところに溜まるので、寝ている方が効率的に吸引でき、自然放射線は内部被ばくさせた方が、外部被ばくよりも100倍以上効果が高いと言われています。
とにかく吸引が大切なのに、このご時世で岩盤浴中にもマスク!本気で病気を治したいならマスクは外すべし。
さらに温熱効果もあって、気になる患部がある方は、その箇所を岩盤に当てて温めて治癒させます。
大自然の生み出したパワーを借りて、本来持っている自己治癒力を引き出し、死の淵からでも甦られる玉川温泉。
是非、具合悪い人にはオススメくださいませ。