【能登の旅番外編】ランプの宿。
僕自体は、あまり高級旅館や高級ホテルには興味はなく、むしろ建物が古い掘立て小屋みたいなボロボロの宿でも、温泉さえ良ければ、迷わずそちらを選ぶ。
旅館なら温泉第一(源泉掛け流しは必須)、ホテルだと化学物質過敏症のため、新しいホテルは新建材で即鼻が詰まってアウトなので、部屋の広さでカバーするか、築年数が古いホテルの方がまだありがたい。
とはいえ、小さいながらも宿泊業やシェアハウス、リトリート施設も営むし、建築プロデュースも手掛けているので、国内外ともに”良いホテル”や珍しい建築の宿は、興味本位と建築や設備の勉強も兼ねて泊まることも多々。
ランプの宿もまた、国定公園内であり、パワースポットの中で寝られること、450年の歴史ある湯治場、100年腐らない水やミシュラン三つ星ということから泊まってみることに。
たまたま予約がほとんど取れないスイートルーム「花の音」が、その日だけぽっかり空いていたので、これもご縁だと思って体験。
三ブロックの部屋に分かれた134平米の83畳。
リゾート地域のスイートなどもいくつか見てきたけど、スイートと名ばかりで張りぼて内装も多い中、調度品や設備もこだわっており、なかなか素敵。
何より食事はさすがは北陸、この時期でもお魚がとても美味しい。
温泉も優しい良い湯でした。