手を差し伸べること

風の時代。新しい時代は

“繋がりの時代”

であり、どれだけ人と繋がり、
その繋がりの輪の中で、自分自身の個性を活かせるのか。

繋がるために、もっとも大事なのは

「手を差し伸べる」

こと。

つっぱってポケットに手を突っ込んでいたり、
腕組みをしてふんぞり返っていたり、
引っ込み思案で後ろに手を組んで、もじもじしていても、

繋がれる人とも繋がれずに、時はただ流れていくもの。

人助けのために手を差し伸べるのも、
誰かに救いを求めて手を差し伸べるにしても、

「手を差し伸べる」

という一歩が踏み出せたら、必ず誰かが、その手を握って繋がってくれます。

「自分なんて」

と謙遜する必要もなく

「人に頼らず自分の力で」

と無理に頑張る必要もなく、
大事なのは、自分のカラー(個性や能力)を理解し、
それを全体の輪の中で活かすこと。

1人ひとり、色も形も違う、パズルのワンピースであり、
人のピースを真似る必要もなく、人のポジションを目指す必要もなく、
自分の場所で自分らしくいるのが、結果的に全体を創造する最大の貢献となります。

「私の色って?私の場所って??」

人と比べたり、外の世界の情報に振り回されるよりも、
自分自身を見つめ、自分自身を愛し、そして勇気を出して手を差し伸べて、
誰かと繋がる時代。

「これは俺の技術(権利)だ」
「つべこべ言わず、俺について来い」

と腕組みをしている男性性の人の周りには、
自然に人は離れ、そんな人はやがて孤立していくもの。

「何か自分ができることで手伝えることない?」
「自分はこれをやるけど、誰かこれをやってくれない?」

そうやって自分の役割やポジションをしっかり認識し、
誰かの役に立とうとしたり、誰かに素直に助けを呼びかけられる人は、
自然と人が集い、様々な物事がスムーズに展開していくもの。

文明も大きな分岐点を迎えていますが、
人類も大きな分岐点を迎えており、これから二極化していく世界。