諏訪大社上社前宮

初詣第二弾。

山梨県北杜市側の八ヶ岳南麓住民からすれば、諏訪は隣の隣ほどの地域ですが、遠方の人が八ヶ岳観光に訪れると、ついでに足を伸ばすのは諏訪湖、諏訪大社。

諏訪大社は、春宮・秋宮・本宮・前宮の四社が諏訪湖周辺にあり、四社詣りとして有名ですが、毎年必ず年初に訪れるのは、このうちの前宮です。

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四社の中でも、もっとも異質な空気を放っており、年に一度の上社大祭の「御頭祭」は、鹿の首を生贄に、前宮の特別な祭祀場である「十間廊」という、古代ユダヤの移動式神殿「幕屋」を模倣した社で、ユダヤ式神事を執り行っている日本でも稀有な神社。

諏訪大社といえば、建御名方命(タケミナカタ)が有名な御祭神ですが、前宮は、それ以前の土着神「ミシャクジ」という巨大蛇信仰が強く残っており、これは古代シュメール文明と縄文にまで歴史は遡るとも言われています。

もちろん土着神「モリヤ神」への信仰も根強く、モリヤという言葉は、聖書に出てくる「モリヤの地」と同じ響きであり、これは古代のエルサレムの呼称であります。

7年前、イスラエルを訪れてから、もう何度この上社前宮を訪れたか数知れず、おそらく自分自身の中で、もっとも多く訪れている神社。

ここを訪れると、たくさんのインスピレーションを受け取り、また様々なステージの扉が開くので、初詣に限らず、大切なタイミングの節目には、無意識に足を運んでいます。

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十間廊なども見所ですが、誰もがスルーするのが、参道の中腹の脇に特大な御神木ケヤキと一緒に佇む小さな祠「御室社(みむろしゃ)」。

ここは、古代地下祭祀場の跡地であり、妻は初めてこの場所を訪れた際に古代の記憶が一気に蘇り、1人膝から泣き崩れてしまったところ。

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拝殿手前の「水眼(すいが)」という清流も聖なる水と大切に扱われており、ここから以前に物質化した宝玉が出現したのは驚きでした。

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そして、前宮恒例の八芒星&翡翠のおみくじ(300円)。中に小さな翡翠のカケラのお守りが入っています。

是非とも八ヶ岳エリアにお越しの際は、少し足を伸ばして諏訪湖へ。

諏訪湖は天界、宇宙からの叡智が最初に注ぎ込まれる始まりの地と呼ばれる場所であり、これからの富士山、日本、世界においても極めて重要なポイント。