東北の天孫降臨伝説、ニギハヤヒは鳥海山へ降り立った。
岩手県と秋田県の県境にそびえ立つ鳥海山(ちょうかいさん)。
艮の金神は、北海道の芦別山へ隠居し、妻の坤の神は奄美離島の喜界島の宮原山へ隠居し、その妻神が、夫神に逢いに行ったものの、途中引き返し、山に登って想いを寄せたのが鳥海山でもあります。
出口王仁三郎氏は、この鳥海山の麓を通り過ぎた時に神がかり、坤の金神が降臨し、その想いを伝えられたとか。
そんなこともつゆ知らず、我が家も鳥海山を通り過ぎた際に、突如として妻が悲しみの気持ちに襲われて号泣。
そんなこもあり、昨年鳥海山の山頂に登って参拝してきましたが、山頂にある大物忌神社では、ニギハヤヒが祀られており、ここは物部文書において、ニギハヤヒが降臨した霊山として知られています。
そして、鳥海山に降りたニギハヤヒが居を構えたのが、秋田県大仙市にある
唐松山です。
ここには、今も63代を超える物部宮司が神官として守っている唐松神社があります。
日本中、数多の神社を参拝してきましたが、その中でも突き抜けて異次元の世界、エネルギーに溢れているのが、この唐松神社の天日宮。
10万個以上もの丸石が積まれ、まるでストーンサークルそのものの神社というか、完全にストーサークルだらけ。
神社裏には、向かって左が女性の石、右が男性の石があり、中央に卵となる
玉鉾の石
がまつられています。
卵といえば蛇の大好物。
唐松神社の獅子舞は、蛇頭神楽というものであり、蛇、龍神と縁が深い神社。
ニギハヤヒのお墓とも言われる奈良の三輪山もまた大物主、蛇神伝説の場所。
唐松神社は、目つきの鋭いニギハヤヒの肖像画と物部文書が出てきたところ。
このニギハヤヒ、初めて見た時から頭から離れず、いつも脳裏に存在しています。
伊勢のポイントは伊雑宮であり、ここに天照(アマテル)が祀られ、そして長野のポイントとなるのが皆神山であり、ここもまたニギハヤヒが祀られています。
唐松神社、皆神山、伊雑宮は、アマテルラインで繋がっており、その左右に富士山と白山があります。
岩戸開き、伊勢の真実がこれから表に出る時。