飯田春日神社

夏至の前、6月19日午後3時8分、珠洲市で震度6弱の大きな地震が発生。

その地震によって、珠洲市飯田町にある

「飯田春日神社」

は、鳥居が全壊、狛犬も灯籠も倒れて大きな被害が出ました。

現在もまだ復興中で、境内の至るところに痛々しい被害の跡が残ったままであり、早く元の姿に戻ることを心より祈念します。

一般的に古い神社のある場所は、地盤が安定していて自然災害には強いとも言われることが多いですが、この近辺の他の神社は被害がほとんどないことからすると、飯田春日神社は、地盤だけではない、他なる複合的要因で被害が大きくなったのかもしれません。

幸い怪我人は出なかったものの、神社の被害は大きなものなので簡単な憶測は出来ませんが、一部では

「封印が解かれた」
「神様や龍神様が解き放たれた」

と感じる人も。

この神社は5,500年前の饒速日(いつの時代もスサノヲという王の皇太子はニギハヤヒと呼ばれる)と縁が深い地と聞いており、古代出雲の原点には、ここ能登が大きく関わるという。

特に能登半島の鬼門の位置にあり、海流と海流が交差する珠洲は、古代より渡来系民族の玄関口だったとも。