元旦は、八ヶ岳の四社詣り。
初めに訪れたのは、2011年の震災直後に八ヶ岳で最初に訪れた大滝神社。
「セオリツヒメ」
という縄文女神がブームだった頃、この大滝神社も瀬織津姫と関係する神社として話題でしたが、とにかくここは八ヶ岳の水の神様の中心地。
18菊花紋の古代王家の証を見たのは、この石灯籠が初めて。他で見たことがあるのは、宮城県が誇る日本最大のパワースポット、塩釜神社の石灯籠の18菊花紋でした。
大滝神社を訪れたことがきっかけで、八ヶ岳とのご縁が深まり、八ヶ岳移住へと繋がったことから、自身にとっては、もっとも大切な神社の1つ。
ここの大滝湧水は、日本百名水にも選ばれ、また不調を治す霊水として県外からも多くの人々が水汲みに訪れる名所。
参拝のポイントは、本殿向かって左奥の古い階段を登った巨大磐座と巨大御神木。この階段の手前に18菊花紋の石灯籠があります。
神社の顔もありますが、ここは縄文古来からの聖地。
次に訪れたのは、住まいの地区の代表的神社である八嶽神社(ヤツガタケジンジャ)。
八ヶ岳の神様といえば、霊峰「権現岳」山頂に祀られている女神イワナガヒメですが、ここは里宮としてイワナガヒメを祀っており、権現岳まで登れない方は、こちらで参拝も。
3つ目は、もっともご近所にある神社の白旗神社。
「神社?」
とは思えないほど、森の中に鳥居があって長い参道の先に、小さな祠と不思議な石積みがされている聖地。
ここもまた大和の日本より以前から大切にされていた縄文ストーンパワーを感じる地。
最後に訪れたのは、八ヶ岳大泉エリアの水源の原点にある泉神社という場所。
この泉神社は、大学の敷地内にあるため、地域住民以外は、参拝に許可をとる必要がありますが、地域住民が敷地内に自由に入って参拝可能。
とはいえ、神社という神社は存在しておらず、山の中腹から湧き出す水源に祠が2つあるのみ。
でも、八ヶ岳の大泉エリアの縄文遺跡も、ここから湧き出した水源を利用して集落が成り立っていたと思われ、その頃の水の重要性を考えると、どれだけ大切にされていた聖地であり、そして水神様へ感謝していたことか。
ところが、この水源の真上に巨大メガソーラーを建築するという、とんでもない計画があり、地域住民の猛反発でストップがかかりつつありますが、八ヶ岳もすでに取り返しのつかない環境破壊で消えてしまった自然の叡智は数知れず。
2021年以降、より八ヶ岳の自然環境、水源、生態系を守っていく活動をコミュニティで実践していきたいと思います。
他にも八ヶ岳には素晴らしい神社がたくさんありますが、まずは近隣のご縁ある神社からご挨拶。