北見市にある 「香遊生活」 というオーガニックハーブ園を営むハーブ屋さん

北海道の旅も終盤へ。

知床半島で自然を満喫して、その後に立ち寄ったのは、北見市にある

「香遊生活」

というオーガニックハーブ園を営むハーブ屋さん。

ここも7年ぶりの訪問。

香遊生活の母体となる舟山組を経営する3代目社長の舟山秀太郎さんとは、ヘンプの活動を通して知り合い、ご自身が管理されている大麻畑も案内して頂いたことがありました。

舟山さんは、北海道でも数少ない大麻栽培免許の保持者でした。

北海道で大麻の栽培免許を持つ人が舟山さんしかいなくなり、規制が厳しい大麻栽培事業は、まったくお金にならない赤字垂れ流しの活動でしたが、それでも毎年免許を更新し続けて、北海道で免許保持者が0とならないように懸命の努力をされていました。

「1度0になったら、再び0から1を作るのは容易ではない」

常々そう仰っていた舟山さん。

お役所関係は、前例がなくなると、何事も新しいことを始めるのは難しくなります。

舟山さんという「1」があったからこそ、その後にも大麻栽培の免許を取得する事例が出てきました。

そんな舟山さんも、2年ほど前に亡くなったようで、しっかりご挨拶にも行けなかったので、今回ハーブ園に立ち寄ることでご挨拶。

今回のウイルス騒動やらお注射騒動をはじめ、メディア洗脳が極端に激しい日本においては、いまだに大麻についても麻薬扱いの偏った情報操作がされています。

戦前を生きていた日本人が、今の大麻規制と日本人の麻薬価値観の現状を知ったら、さぞびっくりすることでしょう。

大麻を生活の一部として様々な場面で取り入れていた縄文人にはさらに理解不能でしょう。

または、もう少し先の未来人が、今の日本の大麻事情を知ったら

「昔の日本もこんな時代があったのね」

と、大麻を規制していた過去を苦笑いするかもしれません。

いよいよ今年になって、世界に大幅に遅れて日本も厚生労働省が医療用大麻の解禁に向けて動き出しました。

大麻の栽培についても、規制の緩和が見直され始めております。

地下資源に頼らずとも地上資源を上手に活用すれば、まだまだ持続可能な社会は簡単に作れる見込みであり、大麻はその代表的な資源です。

八ヶ岳でも正しい形で大麻産業が復活するように慎重に進めていきたいところです。