本日は朝から横浜へ。
一流の家具職人を育てる秋山木工さんプロデュース
【まちの寺子屋「木風心風堂」】
にてお話会をさせて頂きました。
テーマは、最近ますます注目されている
「コミュニティ」
について。
滝沢の10年以上に渡る活動の総集編、そして八ヶ岳のコミュニティの現状についてなどをご紹介させて頂きましたが、ここ「木風心風堂」さんもまた、横浜を中心としたコミュニティの中心的な場として存在しています。
横浜近郊で、今後コミュニティ活動に加わりたい方は是非とも「木風心風堂」さんをお訪ねください。
この先、八ヶ岳とも姉妹コミュニティのように双方交流を深めていく予定なので、「木風心風堂」と繋がると、八ヶ岳とも自動的に繋がって来ると思います。
これから先、間違いなくコミュニティの時代に入りますが、都会や街もまた、その場にあったコミュニティが必然的に生まれてくると思います。
セミナーの中でも少しお話しましたが、人は、人との繋がり中で幸せを感じることが、ハーバード大学の研究でも証明されました。
ハーバード大学では、1938年から史上最長の75年にも及ぶ期間をかけて、724人の生涯を徹底的に研究したのです。
人間にとって、一体人生における幸せと健康とは何か。
大多数の人の長い生涯を研究すると、はっきりとした傾向が出て、まず、孤独な人は幸せを感じにくく、そして人と繋がりがある人よりも短命であったのでした。
つまり、どんなにお金持ちになろうとも、名声を得ようとも、人と繋がりがなく、孤独な人は不幸な人生だと感じ、健康にも悪影響を与えるようです。
とはいえ、ただ人と繋がっているだけでは意味がなく、同じ価値観を共有できる人間関係の質こそが大事であると、研究データでは出ています。
友達100人いても、表面上だけの付き合いでは、親友1人しかいない人の方が幸せで健康的であり、また夫婦でも、仮面夫婦であれば、離婚した方がまだ心身ともに健康的なれることも。
また、心から信頼して頼れるパートナーや仲間がいると、ボケづらく、孤独な人ほどボケやすくなるというデータも。
特に日本でもそうですが、定年退職後に、新たな人との繋がりを自発的に持てないと、老後の幸せ、健康に大きく差が出てしまうようです。
人は繋がりの中でこそ、自分が今生持ち合わせた個性・能力をフルに輝かせることが出来ると思います。
初対面でも、今後は
「普段、どんなお仕事をしているのですか?」
という会話だけでなく
「どちらのコミュニティに入ってますか?」
という会話も自然になって来ると思います。
誰もが大好きなことをやって人や社会の役に立ち、大好きな人たちに囲まれて生涯を全うできるような、そんなコミュニティを全国各地にプロデュースしていけたらと思います。