異次元温泉がここにも「釈迦の霊泉」

釈迦の霊泉。
 
温泉好きの自分にとっては、全国を旅する目的の1つに温泉巡りもあります。
 
ミシュランではありませんが、星が1つレベルの温泉から、星3つがつく一級レベル温泉まで、日本全国には名泉がたくさんありますが、稀に星の数では比較できない異次元温泉に巡り合うことがあります。
 
「お肌がすべすべになる」
「トロトロしていて泉質が良い」
 
などなど、お湯そのもの泉質の良し悪しでは異次元温泉とは呼べず、自分の中の異次元温泉とは、その場所そのものが、スーパーパワースポットのイヤシロチであり、究極は温泉に入らずとも、その場にいるだけで治癒され、エネルギーチャージされる温泉地です。
 
秋田の
 
「玉川温泉」
 
などは、そんな異次元温泉の1つ。
 
初めて玉川温泉を訪れた際は、温泉地に近づくにつれて、強烈な頭痛と目眩に見舞われ、到着初日は、そのまま寝込んで温泉も入れず半分意識不明に。
 
滞在中も、ラドンガスと強い磁場の影響で、半分夢の世界にいる状態であり、温泉効果ももちろん高いものでしたが、その場の持つエネルギー浄化に圧倒されっぱなしでした。
 
「いやー、やはり玉川温泉は別次元だぁ・・・」
 
と感服しておりましたが、最近、なんと玉川温泉に匹敵するほどの強烈な磁場エネルギーを持つ異次元温泉に巡り合いました。
 
それが、群馬県利根郡みなかみ町にある奈女沢温泉の
 
「釈迦の霊泉」
 
と呼ばれる場所。
 
水上ICを降りると、完全に薬機法(薬事法)を無視した
 
「末期がんが消えた」
 
などの文言の釈迦の霊泉の看板がいくつもあり、山奥に向かっていくと、本当に異次元の世界に吸い込まれそうな怪しいゲートが出てきます。
 
そしてゲートをくぐって奥地へ進むと、これまたさらに怪しい六芒星が描かれた門が登場し、その中に意外にも普通すぎる普通の古い温泉宿があります。
 
温泉宿の壁には
 
「これを見よ!万病に効きます!」
 
と言わんばかりに、あらゆる病気・症状に効果が高いような看板が。
 
これが自称であれば、もはや廃墟となって誰も来ない温泉地となるはずですが、この釈迦の霊泉、ご存知の方もいるかと思いますが、本当に奇跡が奇跡と言えなくなるほど、ありとあらゆる病気の人々が復活したことで有名な温泉であります。
 
実は病気で片目を失明した知人が、義眼を入れる手術の前に、ここに来たら、嘘のように温泉に入る前に目が見えるようになった奇跡のストーリーを直接聞き、興味津々で訪れたのでした。
 
ここは温泉(実際の源泉は冷泉なので鉱泉を温めたもの)への入浴はもちろん、さらに飲泉として御神水を飲むのがポイント。
 
早速、着いた早々に入浴すると
 
「ほう、なるほどクラスターの小ささが半端ではない」
 
と感じるほど、本当に粒子が細かい不思議な温泉。
 
とはいえ、秋田の玉川温泉と比べると180度真逆であり、玉川温泉は、日本一の強酸、触れるだけでもビリビリ強烈ですが、釈迦の霊泉は、まったくの無味無臭、驚くほど逆にさっぱりしているもの。
 
「これで本当に効果あるのかな?」
 
と思うほど、なんだか拍子抜けする泉質でしたが、入浴後から少しすると、なんと起き上がれないほど強烈な目眩が。
 
それも夫婦同時に、2人して気絶して朝まで起きあがれず。
そして、翌日はすっきり元気に。
 
やはり異次元温泉は、泉質だけの問題ではなく、その場に何か強烈な磁場が渦巻いているように思えます。
 
宿には、難病や死の宣告から復帰した人々の分厚い感謝の声が山積みとなっており、それらを見る限りも、本当に人知を超えた奇跡の力が働いているとしか思えません。
 
確かにここに数日滞在し、この御神水を飲泉していれば、どんな大病も治るような、そんなパワーを強く感じました。
 
素泊まり4,900円(税別)、部屋はめちゃんこ狭いし、宿はお世辞にも新しいとは言えませんが、一度は訪れる価値のある異次元温泉です。
 
病で苦しんでいる人は、御神水の宅配もあるので、それを試すのも良いかもしれません(宿泊者は4リットルまで無料で持ち帰り可能)。