埼玉県日高市の養豚場である柳田ファームは、全国から一流科学者、大実業家が視察に来る特殊な養豚場。
住宅街の中、ここだけが豊かな雑木林に囲まれ、まさかこの中に養豚場があるとは思えないほど
「臭いがない」
ことでも有名です。
そう、僕も埼玉育ちで周囲には養豚場がたくさんあったから、その臭いのパワーは良く知ったもの。
学校の隣にも養豚場があったので、窓を開けていると、どこからともなく豚ちゃんの臭いがやってきて、もう鼻をつまむほど。
柳田ファームもまた、かつては悪臭が大変で、近隣から苦情が相次ぎ、養豚場の前の道を車が通るときには、みんな急いで手前で窓を閉めるが当たり前だった。
ところが20年以上前のある時を境に、柳田ファームから臭いが消えた。
豚はいるはずなのに、なぜか臭いがない??
それどころか、豚は皆健康的で病気もならず、この養豚場を訪れるとエネルギーをもらえるパワースポットに。
そのすべての秘訣は、微生物。
柳田ファームでは、養豚場の糞尿処理に特別な微生物を利用した。
その名も
「複合発酵」
という微生物の発酵技術。
普通、微生物は好気性菌や嫌気性菌など、種類によって違う環境下でそれぞれ生きている。
それらが共生し、手を繋ぐことなどもってのほか、普通の微生物の常識では考えられない。
ところが、この複合発酵は、好気性菌も嫌気性菌も、あらゆる菌たちが共生し、皆が手を繋いで発酵を起こす。
すると何が起こるのか?
なんと、その力でほとんどの物質が消滅する。
豚さんの糞尿処理も、30トンの特大コンクリート槽に最初集められる。
その中は茶色の複合発酵の環境が出来た微生物液体。
この中に糞尿が入った瞬間、もう臭いは消える。
やがて、糞尿そのものが固形物を残さずに消えて水となる。
正確には酵素水。
この酵素水がまた、物質が発酵を続けた究極の姿であり、あらゆる生命を蘇らせる奇跡の水となる。
その水を植物に与えたら、植物がすくすく育ち、いつまでも元気に、野菜に与えたら栄養満点で大きく育ち、水に流せば水が浄化されて魚も喜び、大地の汚染物質も浄化、放射能さえ消すことも証明された。
豚ちゃんにも、この酵素水をちょっと希釈して与えたから病気知らずで健康的で穏やかに。
脳波そのものが変わるとも。
微生物の働きで、あらゆることが180度大転換した柳田ファーム。
そこで、このシステムを家庭用トイレに応用したのが
「あ・うんユニット」
というもの。
僕も本の中で何回もご紹介してきたので、ご存知の方も多いも思います。
我が自宅も、このシステムを導入中。
6年間使ってますが、1度も汚泥を汲み取ることなく、物質はすべて水となって消えてます。
トイレットペーパーも。
そして、毎日大量に出来る奇跡の水は、敷地に自動散布しており、敷地の生命が循環するように。
家庭菜園にも使い、自分の情報の入った野菜を食べることが、本当の意味での循環。
野菜は主人(あるじ)の体内情報を奇跡の水から受け取り、その主人に必要な栄養素やミネラルを作り出す。
アナスタシアとナウシカに感銘を受け、小さな楽園を作っている柳田ファームは、本当にイヤシロチの聖地。
そんな小さな楽園を畑をベースに全国へ生み出すのが、柳田ファームの柳田繁吉社長の夢。
その畑の中心に、あ・うんがあり、すべての生命が循環する。
八ヶ岳ピースファームの新入社員研修で柳田ファームを訪問。
76歳となる柳田社長は、出逢った10年前から変わらず、自分の役割に徹して、この活動に生涯をかけている。
是非もっと広がり、この技術が人々の役に立ち、地球のために役立つことを応援しています。
今、畑に設置できる最新版で安価、シンプルなあ・うんユニットの登場が大詰め。
すべて完成したら、またご報告します。