何も知らなければ

チームKの東京会合。

スーツなど滅多に着ることもなく、夜景が見えるBARなど、もう何年も縁がない生活をしていますが、東京のパーティーに参加して、たまには夜ふかし。

普段は真っ暗闇の中、月明かりの下で山の稜線を眺め、田んぼのカエルの合唱を聞いている生活からすると刺激的な夜である。

こんなBARでも、話題は近未来に起こり得る様々な自然災害のこと、分離していく世界のこと、今後のコミュニティ社会の必要性、若者たちへの教育など、その内容は、場所とはまったくそぐわないキワモノ(K)の集い。

はせくらみゆきさんに至っては、もはや久しぶり過ぎる地球人との地球会合で、人間に戻るまでしばらく時間がかかる始末…笑。

でも、こうやって気心知れた宇宙ファミリーたちと集うと、とても元気を頂くし、様々なインスピレーションを受け取り、次に進むべき道も見えて来る。

311が起こる前までは、僕も普通にスーツを着て東京のビルの中で会社員として過ごしていたし、リーマンショックが起こる前まで、この国の、この星の行く末など考えることもなかった。

何も疑問を持たずに
何も探求せずに
何も知らずに

当時のレールのままの人生を歩めば、きっと今は二極化の反対側の世界で生きる住民として、それはそれで楽しく生きていたかもしれません。

本当の自分に蓋をしながら…。

もう今は頭で知っただけでなく、魂のスイッチがオンになってしまったから、オフの仕方も分からず、引き返すことのできないレールをどんどこ進んできました。

でも、コロナのおかげで一度立ち止まることができ、次にどの道を歩むべきかを認識出来たのは大きなこと。

八ヶ岳に留まり続けた2年半、生きるか死ぬかの境地にも立たされましたが、これはこれで必要な時間とタイミングでした。

いよいよ次なるステージへ向け、2022年夏至明けの今月末より、イスラエルへ旅立ちます。

そこから僕の人生もまた、旅の続きが始まります。