天下泰平の宇宙学校 近未来コミュニティ論

超、久しぶりに新刊本が出ます。

これまで10冊以上は名前の入った本は出版されていると思いますが、
最近は対談本や共著、監修が多かったので、
単独では本当に久しぶりですし、書き下ろしも、いつぶりでしょうか。

元来、作家でもなく、
というよりも、日々ブログを書いているので、基本的には
わざわざ本に残さずとも、ブログを読んでもらえたら、それで十分かなと思っています。

なので、あまり本を書くということにこだわりはなく、
出版のお話は、ほとんどお断りさせて頂いたのですが、
今回は、森井啓二先生をはじめ、多数の著者の本を扱っている

「きれい・ねっとさん」

より、ご縁があって出版させて頂くことになりました。

背景としては、きれい・ねっとさんは、出版社でありながらも、
そこで本を出版された著者の方々の講演イベントを毎年開催しており、
その2020年のイベントサポート&出演が先に決まり

「イベントに出演するなら本も出さないと」

という

「逆パターン!?」

からの出版の流れでした。

ご存知の方も多いと思いますが、そのイベントは、2020年5月10日に神戸で予定されていました。

2019年3月の春分頃より、イベント運営のサポート依頼があり、
約1年近く企画を詰める中、いよいよイベントも差し迫ってきたので、
昨年末に原稿の執筆に取り掛かりました。

とはいえ、自分の場合、普段の文章も、パソコンの前に座ってから

「何を書こうかなぁ(何が出てくるかな!?)」

というスタンスで、ブログも1時間から2時間ほどでさくっと書くので、
本の執筆も、1ヶ月や数週間はおろか、実際に書くのは数日程度です。

とはいえ、デスクに座っても、何も出てこないと一切書けないので、
そのタイミングが大事ではありますが、今回は早めにキーワードが降ってきたので、かなり短時間で書き上げてます。

内容としては、珍しく個人の歴史を振り返る内容が中心でした。

2009年秋からブログの日付はスタートしてますが、
実際に本格的にブログでの発信活動は、2010年頃から始まり、
2019年は、自分の中の10周年の節目。

ブログを書き始めて1年ちょっとで311が起こり、
そこから激動の人生となり、ここまで走り続けてきた

「2010年代」

でしたが、ふと2010年代も後半に差し掛かると

「ステージの切り替わり時」

を感じていました。

「こんなことをいつまでやっていても意味がないかな」

と考え、ブログもいつ辞めようものかを考えるようにもなり、
また講演会などもすべてやめ、表に出るのも控えることも考えました。

「知識よりも行動、頭で考えるよりも実践の時代」

それは今も変わらないスタンスですが、
ブログや表に出ることが問題なわけではなく、
自分自身が目指すステージを切り替える必要があり

「2020年からは、個人ではなく、もっと繋がりの中で皆で共同創造を」

と意識を変え、10年という節目をきっかけに次なる10年の準備を2019年は進めていました。

そんな最中での出版の流れだったので、この10年の歴史をまとめるのにぴったりのタイミングでした。

なぜ、ブログを始めて情報発信をするようになったのか。

その辺の背景を生い立ちからも含めて簡単に触れて書いてあります。

もちろん20代の若き頃のサラリーマン時代のことも。

そして起こった311。

そこから始まった、まったく新たな人生の幕開け。

ただ走り続けて、気づけば年齢も重ねただけでなく、
八ヶ岳にいて、多くの人々に囲まれながら、様々な活動に着手しておりました。

一度立ち止まり、振り返ることができた2019年だったからこそ、気付けましたが、
ある意味何かに取り憑かれたように動いてきた10年間だったと思います。

そのすべてが成功とも失敗とも言えず、ただやれること淡々とやっただけとは思いますが、そろそろレールを切り替えるタイミング。

また、自分自身の活動の切り替わりと同時に、世の中も2020年以降大きく変わることを感じていたので、
自分自身の実践から得た次の時代に必要なポイントも、今回の本の中でまとめさせていただきました。

特に八ヶ岳に移ってから、ゼロから拠点作りをはじめ、そこからどんな展開でプロジェクトを生み出し、動かし始めてきたのか。

ドームハウスという存在の構造から、八ヶ岳の活動全般に至るまで、

「なぜ、それをしたのか?」
「その先に何を目指しているのか?」

という理由や背景とともに解説しております。

そして、最終的に

「コミュニティの必要性」

について論じて、次の新ステージへ繋げる内容へと構成されています。

いずれにしても、この本の原稿を2019年末に書き、
実際に自身の10年間の活動も一区切りをつけ、2020年に向けて準備を進めていました。

こうして原稿は、きれい・ねっとさんに預けたまま、
5月に差し迫ったイベントのタイミングに合わせ、出版を待っていると、まさかの

「コロナ禍」

の始まり。

その結果、5月イベントは中止となり、
また他の様々な要因とも重なって、出版も延期となりました。

「このままお蔵入りでも良いかなぁ」

とも思っていましたが、
今回は、コロナ騒動云々とは関係なく、次なる時代に必要だと思った情報をまとめたもの。

むしろ、コロナがあった今だからこそ、本当に必要な情報が詰まったものだとも自負しており、せっかくなら今このタイミングに必要な人のもとに届けばと。

そこで、きれい・ねっとさんとも相談しながら、ほぼ加筆修正することなく、去年に自分自身が感じたままの総集編の内容で仕上げて出版することになりました。

もちろん、多少今のご時世に合わせて調整した部分もありますが、
コロナがあって書いたものではないことだけご理解ください。

早ければ、9月22日の秋分頃には予約開始となるかと思います。

『天下泰平の宇宙学校
  近未来コミュニティ論』

というタイトルです。是非ご一読ください。

そして、来年からがより本番となりますが、
この10年以内に八ヶ岳だけでなく、日本、世界にコミュニティの仕組みを世界に整え、
遅くとも20年以内に1000年以上も続く、文明の下地作りを終える予定です。

同時に本来の地球人として自覚を持つメンバーを一気に集め、ともに活動を歩みながら、地球運営マニュアルも構築し、あらゆる地球規模の問題も解決していくつもりです。

この長い宇宙や地球の歴史の中において、
大いなる時代の転換期を迎えている今、この1年、1日がいかに、次の10年、100年、1000年先に影響を与えるほど貴重な時間であるか。

今このタイミングに“0.1度”でも、0.1mmでも文明の向かう方向性を動かすことができれば、今は分からずとも、その本当の真価が1000年後ぐらいによく理解されることかと思います。

我が命は、今日明日に尽きようとも、残した小さな道が遥か先にまでつながるような心構えでやっていきますので、是非とも引き続きご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。