ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎さんが八ヶ岳へ。
ナチュラル・ハーモニーといえば、自然栽培野菜の宅配において日本の先駆者となる会社であり、全国数百人にもおよぶ自然栽培農家を取りまとめている中心核。
その代表となる河名さんとは初対面でしたが、今回は「ミキで繋がるオンライン講座」のゲスト講師としてお招きし、2日間にかけて、河名さんから多くの叡智を学ぶ機会がありました。
現在62歳となる河名さんは、18歳の頃に自然栽培と出会います。
そのきっかけは、最愛の家族であった4歳年上のお姉さんが、河名さんが16歳の時にガンで亡くなってしまったことがきっかけであり、その死際が壮絶な苦しみであったそうで、健康で生きること、一方で健康で死ぬこと(大往生)について真剣に考えるようになったそうです。
その中で知った「食」の大切さ、その原点となる生産の現状。
40年以上も前、農薬や化学肥料が当たり前だった時代、何せ
「無農薬」
という言葉が
「無脳 薬?」
だと思われており、自然栽培という言葉もまったく一般的でなかった頃に、慣行農業(農薬&化学肥料)でもない、有機農業でもない、自然栽培という新しい出逢いに、若かりしき頃の河名さんは衝撃が走ったそうです。
一時はサラリーマンの道を歩むものの、自然栽培の虜になった河名さんは、すぐに自然栽培の農家に1年間研修に出向き、そして3坪の八百屋から自然栽培の野菜、概念の普及にチャレンジ。
そこから現在に至る日本最大級の自然栽培野菜宅配会社にまで成長させ、また日本中に「自然栽培」という言葉を定着させることに成功させました。
30年、40年も自然栽培を実践している農家さん達を取りまとめている河名さんは、農業のジャンルでありながらも、見えている視点は、驚くほど広く、深いもの。
どんな農家のスペシャリストでも、どうしても自分の農地にしか目が行き届かないですが、河名さんの場合は、全国各地の様々な農地、農家を実際に訪れ、目で見て、会話し、そして野菜も見定めています。
それも40年以上もずっと広く、深く。
そのノウハウは、完全な世界オンリーワンの知識と経験の叡智の塊であり、自然栽培に限らず、農業に関心のある人、食に関心のある人は、どの分野のお話も聞いて損はないほど、説得力があり興味深いもの。
そもそも“自然栽培とは何か?”の世間の定義は曖昧なもの。
「農薬や化学肥料が使っていなければ自然栽培?」
「自然農と自然栽培って同じ意味?」
「有機栽培も自然栽培?」
などなど、自然栽培の認識は、人それぞれかと思います。
でも、自然栽培と自然農は違うものですし、もちろん有機栽培と自然栽培はまったく別なもの。
さらに
「有機栽培、JAS認定なら安心」
と思っていたら、下手すると農薬や化学肥料を使っている方が“まだマシ”なケースもあり、今の有機栽培産業は、真実を知ると驚くほど危険が潜んでいるもの(もちろんすべてではありません)。
自然栽培の観点から見ると
「化学系だろうと有機系だろうと、肥料にはリスクがある」
という概念があります。
だから、自然栽培では、一切、畑にあるもの以外は、外からは何も入れません。
例えば、よく一般的な自然栽培、有機栽培でも使われる米ぬかや藁などの稲の副産物。
稲は水辺の作物であり、稲の副産物を畑に還すのは、その土壌を稲にとって都合の良いように変化させてしまうもの。
いずれにしても、化学系だろうと有機系だろうと、本来その場にとって
「不自然なもの」
が入ると、自然界は、その不自然を自然に戻そうと自浄作用が働くそうです。
その自浄作用のプロセスに虫が発生したり、病気が発生するもの。
その結果、農薬が必要となります。
逆に考えると、本当に自然の循環の法則が働けば、一切農薬は必要なく、虫もつかず、病気にもならない。
実は肥料が、農薬の必要性に繋がる1つの原因であったのでした。
そして、この自然界から教えられたことを、人間界にも当てはめ、河名さんご自身が何よりも
「自然栽培人間」
として生きて実践してきた生き証人。
18歳で気付いてから、1度も病院にも薬にもお世話になったことがなく、お子さん達も同様。
河名家は、医療費ゼロ。そして、このまま大往生すると河名さんは元気に活動されています。
人の社会も農業も、すべて自然の循環、自然の法則に還る時。
ウイルスを排除する生き方、社会は、やがてもっと複雑な問題に発展する時がやってきます。
今だからこそ、河名さんの生き方、知識、叡智がとても重要となってきており、多くの人々に知って欲しいことだらけ。
そこで今回は、ミキのオンライン講座メンバー用だけでなく、一般有料配信用として
”自然栽培から学ぶ病気ともウイルスとも闘わない生き方”
<主な内容>
〇新型コロナウイルス感染症との付き合い方
○風邪は万病の予防?発熱のメカニズムを探る。
○症状は早く治そうとする身体の反応
○ワクチンは化学物質のかたまり?
○病気は身体の不調和を正常に保つ手段だった。そのプロセスとは?
○病気より怖いクスリと検査
○欧米のガン治療、『何もしないが主流』の訳
○クスリも栄養も自分が作り出す人体の奇跡!
という動画の配信をすることも決まりました。
こちらは1月下旬にやつはSHOPより、配信されますので、是非とも1人でも多くの方々にご視聴いただけたらと思います。
そして、ナチュラル・ハーモニーの自然栽培野菜セットを取り寄せましたが、その野菜のクオリティ、鮮度、味に衝撃を受けました。
さすがは40年以上の歴史の集大成。
スーパーで並ぶ野菜よりも大きく、密度が濃く、美しい姿であり、味はもう格別なもの。
コロナ禍の影響もあって、今は野菜の宅配セットが大人気だそうです。
まだ新規受付は募集しているようなので、是非ともこの機会に免疫力も上げる本物の野菜セットをお試しくださいませ。
実験でも証明されていますが、この自然栽培の野菜は、瓶の中に入れても腐らずに、原型のまま形をずっと留めています。
写真は、昨年5月の玉ねぎやカブ。
それどころか、もう14年も前の野菜も写真で見せて頂きましたが、いまだに溶けておらず、形がそのまま残っていました。
香りは発酵して漬物のような匂い。
一般の野菜、有機野菜も、数日から数週間で見る影もなくドロドロに溶けてしまいます。
畑にある時、スーパーに並んでいる時は、どの野菜も同じ見た目、同じような様相ですが、中身やエネルギー、未来の姿は、まったく別なもの。
食べたものが、自分になっていく、子供の体を作っていくと考えた場合、やはり食べ物の選択はとても重要になってきます。
他にもナチュラル・ハーモニーの調味料などは、こだわりにこだわったものが多くあります(というかこだわりのものしかありません)。
一番人気は、もはや原料の細部までこだわり尽くした醤油ですが、そのお値段は、900mlで約2,600円。
自然食品店の有機醤油でさえ、1,000円前後なのに、その倍から1.5倍。
スーパーで売られている格安醤油なら、200円台で変えますので、10倍以上。
でも、そもそも市販の調味料などは、先に売値の設定があってから、その値段に合わせた材料の調達、加工方法が選ばれていきます。
200円の醤油なら、そこから利益を考えて原価が決まり、その原価に合わせて材料を選ぶと、どこからきた大豆なのか、そもそも大豆と呼べるものなのかもわからないものが原料となり、自然に発酵もしなければ、人工的に発酵させ、旨味が出なければ添加物を混ぜ、他にも賞味期限を考えて、様々な防腐剤などてんこ盛り。
一方でまた、自然栽培の原料、プロセスごとに大勢の職人の手間暇がかかった商品は、その1つ1つの原価の積み重ねから商品価格が“後から決まる”もの。
野菜と同じように、見た目は同じ醤油や調味料に見えても、その中身は似て非なるもの。
それを同じ土俵で高い、安いを比べることが自体が、そもそも難しいものであり、見方を変えたら、200円の醤油だって高いと感じる視点もあるかもしれません。
是非ともナチュラル・ハーモニーを通して、本物の野菜、調味料、商品に触れてみてくださいね。