諏訪大社初詣ついでに2022年初映画。
映画は話題の
「マトリックス レザレクションズ」
という18年ぶりとなるマトリックスシリーズ4作目。
第1作目が、1999年公開だから、当時の僕はまだ高校2年生であり、マトリックスを観てもちんぷんかんぷんだったことは覚えています。
ところが大人になり、そして真実の世界を少しだけ知ってから観ると、この映画の世界観は鳥肌ものであり、よくここまで堂々と真理を表現したものだと感心しました。
マトリックスを深く考え過ぎると、この世界に組み込まれた輪廻転生のシステムも、魂の成長のためとは聞こえがよく、本当は魂が囚われているプログラムなのではないかと疑いたくなるほど、良くも悪くも刺激を受けた映画です。
その最新版となるマトリックス レザレクションズ。
以前にもお伝えしましたが、
「レザレクション(resurrection)」
は
「復活・蘇り」
の意味ですが、キリスト教では
「キリストの復活」
「最後の審判の後の人類の復活」
の意味です。
そもそもマトリックスシリーズは、聖書の世界をベースに作られています。
「救世主」
「預言」
「トリニティ(三位一体)」
などのキーワードが出てくるだけでなく、2作目、3作目に出てくる人間の最後の秘密都市は
「ザイオン(Zion)」
であり、これは、ヘブライ語の
「Zion(シオン)」
となり、エルサレムを指す言葉であります。
何より、主人公の
「ネオ」
は、マトリックスの仮想現実の世界では
「トーマス・アンダーソン」
という名前であり、この
トーマス(トマス)は
「イエス・キリストの双子の兄弟であるというディディモス・ユダ・トマス(Didymus Judas Thomas)」
を意味しているとも言われています。
トマスはアラム語で”双子”を意味しますが、キリストの十二使徒の一人にもトマスがいて、そのトマスとイエスは双子の兄弟であると、イエール大学の新約聖書学者、デール・マーチン教授は発表しています。
このイエスとトマスの双子説は、インドなどの特定のエリアでは、紛れもないな真実であるという信仰もあるほど、決して単なる都市伝説ではありません。
何よりも、自分自身、最近の神社巡りは、このトマスの軌跡を追っており、イスラエルからインドへ行き、日本に渡って来たトマスのエネルギーを回収中です。
実は双子だったキリストの物語。
そしてマトリックス4作目。
中身はネタバレになるので書きませんが、色々な意味でとても面白かったです。
さすが、マトリックスであり、次の時代に必要なテーマが見事に組み込まれて表現されています。
でも、気づく人と気づかない人がいるかもしれませんが、それでも誰でも楽しめる映画です。
ちなみに初めて訪れた諏訪の映画館の岡谷スカラ座。
流行りの映画館とは違って小さくレトロで、人がほとんどいない穴場でした!
諏訪観光ついでに映画もオススメです。