八ヶ岳の葡萄農家を応援。
キブツ八ヶ岳コミュニティには、60名以上の様々なメンバーが所属してますが、その中には葡萄農家もいます。
「八ヶ岳笹倉農園」
の笹倉さん。
元々は首都圏で車販売のサラリーマンをやっていたところ、思い切って八ヶ岳移住と脱サラし、家系が梨農園をやっていたことから、ご自身も兼ねてより大好きだった果樹栽培の道をスタートし、5年経過した今（6年目）、ようやく葡萄を一般販売出来るまでに。
「やるなら環境に負荷をかけない自然に寄り添った栽培で」
という意気込みで、無農薬・無化学肥料で始めたものの、果樹の自然栽培の道は容易ではなく、不本意ながらも現在は基準値の半分の減農薬でなんとか栽培が形となりました。
畑の野菜はすぐに結果となり、田んぼも1年頑張れば収穫・販売もできますが、果樹は1年や2年で実績が生まれるわけではなく、市場に出せるレベルまでは根気が必要。
貯金を切り崩したり、時に様々なアルバイトもやりながら、コツコツと諦めずに続けた結果、2022年は非常に順調な滑り出しだったのが、この夏の長雨と日照時間の不足で、シャインマスカットなどの有力な葡萄がほぼ全滅に、飛躍の年に暗雲が立ち込めました。
ただ、幸いにも、笹倉さんご本人が
「たくさんの葡萄を食べた中で1番好き」
と、大のお気に入りだった赤葡萄の
「クイーンニーナ」
は元気に育ってくれ、ようやく今年にネットショップがオープン、正規販売がスタートしました。
インターンの学生たちも収穫作業などを手伝い、オマケに食べて大感激。
無化学肥料、基準値よりも大幅に少ない減農薬で寒暖の差が大きい八ヶ岳で育った葡萄は大変貴重なもの。
ゆくゆくは、栽培技術を高めて農薬ゼロを目指すという笹倉さん。
地球も事業も持続可能を目指すためにも、生産されたものが無駄にならないように、是非とも応援してもらえたらと思います。
大粒で甘味のある人気のクイーンニーナの減農薬ともなると、市場では高級なものは4,000円/kgはするもの。
笹倉農園は、今回は控えめに2,500円/kgで販売中。
まだまだ数に限りはあり、なくなり次第終了となりますが、ご自身や家族、贈答用にも是非。
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