タイのお守り「トゥン」作りのワークショップ。
八ヶ岳宇宙学校「衣」の講師は、タイのチェンマイ在住のうさと服デザイナーさとううさぶろうさん。
チェンマイより、貴重な草木染めのヘンプやコットンの糸を持ってきてくださり、この糸を使ったお守り作りを全員で実践しました。
竹ひご2本と糸だけでのシンプルなお守りで、子供でも簡単に作れるもの。
糸の色、種類も限られたものですが、生み出される「トゥン」は人それぞれ、まったく別物。
色使い、大きさの違いだけでなく、糸の合間がゆるゆるで柔らかい雰囲気のものもあれば、ぎゅうぎゅう詰めできっちりのタイプのものも。
人間もまた、色も形も個性もすべてバラバラであり、だからこそ得意分野も役割も違い、時に人を助けることも人に助けられることもあって、調和とバランスで成り立っています。
自分は自分でオンリーワンであり、人と同じわけがあるはずではないのに、人は人と同じを目指そうとするし、人と同じにしようする社会の流れも。
「あなたはあなたのままでいい」
「わたしはわたしのままでいい」
トゥンを通して、自分自身や他人という存在を再認識できる貴重な時間。
そして、手作業を通して「創造の力」を誰もが持っていることも再確認。
息子は2歳の頃から、おじいちゃんのようにうさぶろうさんを慕っており、初めての海外旅行もうーさんのお家。
うさぶろうさんも本当の孫のように可愛がってくださり、小学校入学の際のランドセルもうさぶろうからのプレゼントで今も大切にしております。
トゥン作りのワークショップ、今度は子供達とも開催したいと思います。