宇宙学校卒業式

今日は春分から始まった宇宙学校卒業式。

春分から始まり、冬至で終わる。

最終回のゲストは、まず「ちつのトリセツ」で著名な“たつのゆりこ”先生の性教育に関わるもの。

女性性の時代本番となる風の時代に向け、八ヶ岳で「女性院」という名の助産院を作り、女性ケアに特化した活動に取り掛かろうと計画中のたつのさん。

八ヶ岳にまた、新たなる強力なメンバーと、新たな女性院プロジェクトの誕生で、ますますやること盛り沢山。来年のキブツ八ヶ岳で是非とも、その場を皆で作り上げていけたらと思います。

そして、最終回は、衣食住の「衣プロジェクト」の総仕上げ。

コットンの種取りから、綿の加工、糸紡ぎまでを1人ひとりが体験し、そして、うさとのヘンプを経糸(たていと)に、自由な機織り体験。

みんな各々、個性あふれる素敵な生地を織り上げました。1人15分から

30分ほどの時間。

さとううさぶろうさんも、まかない担当として、全員に手作り料理をご提供。

「まずはやってみる」

農業も、山登りも、ドームハウス作りも、糸紡ぎや機織りも、みんな未経験者の集いであり、知識もなく体験からのスタート。

でも、あれもこれもそれも、頭でできるできない、好き嫌いを考えるのではなく、体験からいきなり入ると、思ったよりもハマってしまったり、想像とはまったく違った感覚を受けるもの。

実践でしか得られない叡智こそ、宇宙学校でも大切にしていたコンセプト。

今回は衣食住のすべてをプログラムに、そしてコロナ禍の中、全行程が30名以上の合宿ということで、極めてハードルが高いものでしたが、なんとか無事にやり遂げ、最高のフィナーレを迎えることができました。

思えば、勉強はあまり好きではなかったけど、仲間との繋がり、集いが大好きだった学校という場。

今年もまた、年齢も個性もバラバラの大人の学校でしたが、自分自身も、青春時代に戻った気分で、参加者と濃い、楽しい日々を毎回過ごすことができました。

これらの経験を生かして、来年からは、いよいよコミュニティ活動の実践編へと移行。

宇宙学校の後身となる「キブツ八ヶ岳」は、オンラインがメインとなりますが、予定では、一般募集は、2月3日の立春頃に募集開始、ミキで繋がるオンライン講座の参加者には、1月下旬頃に先行募集の予定。

さらに、キブツ八ヶ岳では、独自開発したコミュニティアプリをリリースして、ITの情報処理を上手に使った未来型コミュニティを形にしていきます。

標高1000mの山奥ですが、ここでは時代の先をいく価値観と意識を持った人々が、循環型社会を形成し、これまでにない新たな生き方を楽しく実践中。

そんな雛形の社会を皆さんと一緒に形にできたらと思っていますので、是非とも来年、ご興味ある方はご参加くださいませ。