ということで、連日田植えの日々が続きます。
こちらはミキ田んぼの田植え。
ミキとは、ご存知の方も多いと思いますが、奄美大島伝統のお米を使った乳酸菌発酵飲料。
今、奄美ではお米の栽培はほとんどなくなってしまい、原料からの自給製造が難しくなった中、八ヶ岳で無農薬・無肥料栽培のお米を使ったミキ製造プロジェクトが始まったのが、昨年のこと。
ミキ伝道師の
田町 まさよさんとコラボして、八ヶ岳ミキLABOを立ち上げ、その原料となるお米も、こだわりの自家採種のササシグレという品種。
さらに今年は、山形の自然栽培カリスマ百姓である、中川吉右衛門さんより、日本古来の在来種の1つである
「亀の尾」
の種もお裾分け頂き、亀の尾も種取り用として栽培中。
環境に負荷をかけず、むしろ環境を改善していくような水田で作られたお米のミキの需要が増えたら、水田が守られ、人も地球も健康になるというのが、ミキの循環構想。
農家の雇用も守られ、製造に近所のお母さん達の雇用も生まれ、ミキ1つで社会が豊かに循環することから、そのモデルを八ヶ岳で作り、全国でも真似してもらって、地球を守る6次産業の良いモデルとなれば。
まだまだ小さな一歩ですが、世界の食糧危機は、もう目前まで迫っている中、日本は各地域ごとに食糧自給と加工までも独自にやっていくことが急がれます。
是非とも他のエリアでも、田んぼとミキの6次産業化を進めたい場合は、八ヶ岳ミキLABOにお越し頂き、色々学んでいってもらえたら。
6月の夏至より
「ミキの学校」
もスタートする予定で、リアルを中心にミキ全般を学べる体制も構築中です。
ミキ田んぼは、皆で
「いち、にい、さん、はい!はい!」
と3本ずつ掛け声に合わせて皆で一緒に植えるやり方を。
すると、ものすごく集中力が上がり、ペースも一定で気づけばあっという間に終了。
手植えイベントをやる方は、是非色々な掛け声や音とのコラボをお試しください。